「医療従事者ヘイト」は 医療者の驕りが招いた当然の帰結・中川 淳一郎

いい指摘だが 不十分

現場をしらない厚労省の医療高官がでてこない

医療者と ひとまとめにしている間違い・・隔離しかしらない学者を専門家扱いにしてる

 

真夏に湧いた「医療従事者ヘイト」現象…これは“医療者の驕り”が招いた当然の帰結と言えないか(中川 淳一郎) @gendai_biz

医療従事者と為政者とメディアとコロナ脳が一丸となって、コロナ騒動に疑問を抱く少数派を猛烈に攻撃し続けた2年半

なぜか嘘をついても許されてきた

医療従事者であれば嘘をついても許されるようになっていったことも、ヘイトに繋がった要因といえよう。

日刊ゲンダイ電子版7月26日掲載の「コロナ後遺症を重症化させないために…絶対に守りたい3つのこと 発症から2カ月がカギ」という記事の書き出しは「???????」となるものだった。

〈 コロナで無症状や軽症であっても、起こるのがコロナ後遺症だ。国内で先駆けてコロナ後遺症の専門外来を開設したヒラハタクリニック(東京・渋谷)の平畑光一院長に対策を聞いた。〉

無症状の人間に後遺症が起きるという意味がよく分からない。平畑氏は倦怠感を93.6%が訴えたこと等を後遺症の例として挙げているが、なぜそれがコロナ後遺症と断言できるのかがよく分からない。

同氏は散々テレビに出まくってコロナ後遺症を煽りまくった。そして同クリニックを訪れた人々は心配性だったりコロナ脳だったり、藁にも縋る思いの人々だった。無症状だというのに陽性判定を食らった後、「倦怠感があるんです……」と伝えのだろう。同氏はその人に「コロナ後遺症ですね」と診断を下したということだ。

なぜ、コロナ感染による社会の厳しい目や職場での差別などに端を発する鬱病、といった発想にならないのかが不思議である。そして未知のウイルスなのに後遺症についてなぜ同氏はここまで解明できたのかも謎だ。さぞや世界中の人に役立つ素晴らしい論文を執筆できることだろう。

PCR検査をやりまくったにしたんクリニックは、今や香川真司が所属するベルギーのサッカーチームの大スポンサーとなり、ユニフォームには燦然と「にしたんクリニック」の文字が描かれている。

尾身茂氏が理事長を務めていた医療法人は311億円の補助金を得た。

コロナによって大儲けしたのが医療業界だ。しかもその原資は税金。PCR検査においては、検査した人に500円の商品券を渡してでも受けさせたかった。そこまで儲かる業務なのである。

PCR検査といえば、初期の頃からその重要性を説き、自身のクリニックで設備を充実させたのが栃木県宇都宮市のインターパーク倉持呼吸器内科院長・倉持仁氏である。

8月2日、『Nスタ』(TBS系)に出演した同氏の発言を元にしたスポニチAnnexの記事タイトルは『新型コロナは風邪と同等? 医師が異論「10代、20代でも亡くなる方を週1回は見ている」』とある。

〈 「昨今、コロナが風邪と同じような、インフルエンザと変わりないという方がいるんですが、今の状況というのはそれを通り越していて、中には10代でも、20代でも亡くなる方を、我々は週に1回とかは見ているんです」と、若い命が失われている現状を説明。〉

この後、記事では検査ができて治療薬が届く仕組みづくりが大事だと倉持氏が述べたことを伝えている。だが、本当に「10代・20代が週に1回とか」亡くなるのを倉持氏は見ているのだろうか?

自分が何を言ってるのか分からなくなっている

8月19日の下野新聞電子版には以下の記述がある。

〈 8月の死者の年代別内訳は、80歳以上が58人で最多。70代10人、60代3人、50代2人、40代1人と続く。1人は遺族の意向で、年代などが非公表。状況別では全体の半数の39人が入院中、23人は施設療養中、5人は自宅療養中、7人は死亡後に陽性が判明した。〉

栃木県の死者は8月22日現在で累計393人。倉持氏の出演日前の6日間を厚労省のデータをもとにした東洋経済オンラインのサイトで振り返ると、こうなっている。

7月27日:3人
7月28日:1人
7月29日:データなし
7月30日:0人
7月31日:5人
8月1日:5人

これは年代別のデータになっていないが、倉持氏の発言は眉唾ものだということがよく分かる。

国立社会保障・人口問題研究所が発表した日本の死者数については2022年8月15日現在で3万5400人となっている。それによると10代以下の死者は11人、10代は9人、20代は43人で合計63人だ。しかも、交通事故で亡くなっても陽性反応が出れば「コロナ死」にカウントされる。

倉持氏の「10代でも、20代でも亡くなる方を、我々は週に1回とかは見ているんです」はどうすれば信じることができるのか。

この件について茨城県笠間市の石本病院院長の中村幸嗣氏はツイッターでこう指摘した。

〈 このクリニックは軽症専門 重症患者は後送のみ 栃木県コロナ20代死者は報告1人 嘘 〉

前出・平畑氏も倉持氏も自分が何を言ってるのか分からなくなっているのではないか。常に言うことがコロコロ変わる。

 

 

この2年7ヵ月、貴殿らは人生で初めて檜舞台に上がり高揚したのだろう。だが、もうそろそろ退出しなさい。十分に目立ったし、十分に儲かったでしょう

「医療バカ」によって全国民が窮屈な思いをさせられたのがこの2年7ヵ月だ

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