韓国では移民を自由化しても出ていく人が多い

トトメス5世

韓国では移民を自由化しても出ていく人が多い

韓国に住んでいる外国人より外国に住んでいる韓国人が500万人以上多い

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韓国に移住する人より韓国から出ていく人が多い

最近韓国を離れて外国で就職や生活する人が増え、さらに外国の国籍や永住権を取得する人や韓国籍を放棄する人も増えています

それだけ韓国の経済状況が悪化しているからだとされているが、良く考えるとこの説明は不自然で日本やアメリカが不況でも外国人になろうとする人はほとんど居ません

日本は30年以上もずっと不況のままなので全国民が脱出してもおかしくないが、出ていく人は増えておらず却って日本に移住する外国人の方が多い

韓国では2018年から2022年までの5年間に、外国移住を届け出た韓国人は1万7664人で年間2千人から4千人台で推移している

多くは最初から移住目的ではなく短期間の滞在で帰国するつもりだっが、滞在中に永住権や長期滞在資格を取得した「現地移住」届け出が1万4725人だった

結婚や親族が居るからという「縁故移住者」は1938人、外国での就職など「無縁故移住者」は1001人で、日本で報道されたほど多くない

移住先では米国が8458人（47.9％）、カナダ（3552人、20.1％）、オーストラリア（1415人、8.0％）、日本（1150人、6.5％）、ニュージーランド（722人、4.1％）で80%が英語圏の国に移住していた

これは言葉の問題があり韓国では一流企業を目指す人はTOEICでかなり高得点になるくらい英語を勉強するので、そうした英語が堪能な人が英語圏に移住していると思われる

日本語は韓国語と親和性があり日本には同胞（在日韓国人や韓国系労働者など）が多いので移住しやすいのが理由と思われます

韓国では毎年平均２万人ほどが韓国籍を放棄していて喪失・離脱者の新国籍は米国（５６．２％）、日本（１４．８％）、カナダ（１３．６％）という順番だった

韓国の在外同胞は749万人で日本は82万人、海外に居住する日本人は2020年に130万人なので人口当たりで韓国の国外居住者は14倍も多い

日本の人口で換算すると日本人1800万人が国外に住んでいるということで在日などの事情があるにしても人口の約15%が外国に住んでいる（人口統計は国内に住んでいる韓国人と外国人数）

 

移民で韓国の人口減は補えない

一方で韓国在住の外国人は外国国籍が164万9967人で韓国国籍が21万880人、韓国国籍の人を「外国人」の統計に入れてしまうあたりが韓国の閉鎖性を現わしている

両方を合計しても韓国居住外国人は213万人で外国に居住する韓国人は749万人なのでマイナス546万人の「移住赤字」でした

日本は海外居住日本人が130万人で日本に住む外国人が267万人、加えて在日韓国人30万人なので合計297万人の約300万人でした

日本は170万人の「移住黒字」で韓国は546万人の「移住赤字」というのが日韓の本当の姿で、アホマスコミが言うような「日本人が続々と海外脱出している」という事実はありません

韓国に帰化する外国人の人数は2014年に1万8000人で離脱者の方が多く、韓国に帰化した韓国国籍取得者が2019年人口調査で１８万５７２８人と発表されていた

韓国に帰化した１８万５７２８人の出身国は中国（韓国系）４６．３％で朝鮮族、つまり韓国籍を新たに取得した半数は中国などに住んでいた朝鮮族でした

韓国では人口減少対策として外国人の移民を受け入れれば良いという意見が多いが、現状は毎年韓国籍を離脱する人のほうが帰化する人よりも多い

韓国の収入が日本の1/5だった時代は日米豪などに移住すれば確実に生活水準が上がったが、不思議な事に韓国のＧＤＰがイタリアを抜いても韓国脱出は止まっていない

韓国が豊かになっても国外脱出や国籍離脱は止まっておらず朝鮮族以外で韓国に移住して韓国籍を取得する人はあまり増えていない

外国人にルーツを持つ移住系の小中高校生は2014年に約6万8千人だったのが2023年には約18万1千人と、10年間で2.7倍増加した

ここでも韓国の統計では韓国籍を取得した「韓国人」を外国人に数えているのに闇を感じるが、韓国から出ていきアメリカの学校に通わせる親も多いので韓国の人口は増えない

日本では「外国籍の就学生徒」が約11万人で「日本語教育が必要な日本人」が5万人とされていて、日本国籍の外国人の子供の統計はないようです

こうした状況を見ると韓国の一部で言われている「移民を増やして人口減少を補えばいい」に現実味があるのか疑問です

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