安倍首相の辞任劇

経済コラムマガジン 07/9/17(496号)
安倍首相の辞任劇

郵政改革騒動で有力政治家が党を追出され、自民党は人材が枯渇した状態にある。したがってこの状況では誰が首相になっていてもまともな政治はできなかった
今の自民党の政治家は「福田氏」が優位と見るや、たちまち「福田氏」支持に走るような者ばかりである。そこには「政治信条」とか「政治家の理念」と言ったものが全く見られない。もっともそのような政治家だけが自民党に残ったのである

このような軟弱な政治家ばかりだから、彼等はとても官僚組織に対抗できない。したがって政策は全て官僚のシナリオ通りである。政策では官僚に対抗できないから、人気取りのため公務員改革という名の「公務員たたき」をやって強がって見せているだけである

小泉氏から後継指名を受ける条件が「小泉改革」を継承することであった。何を勘違いしているのか、マスコミはいまだに小泉氏が人気があると喧伝している。しかし地方では人気があるどころか小泉氏はにくまれているのである。地方では「小泉」「竹中」と呼び捨てられている のが普通である。したがって安倍首相が「小泉改革」「改革を続行する」と発言する度に、地方の保守票が逃げて行ったのである
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