講談社がデジタル化権を著者から奪って独占するという規定

株式日記と経済展望
最大の問題は、新規契約書において講談社がデジタル化権を著者から奪って独占するという規定
15%の印税もボッタクリだ

電子出版を想定していない契約書自体時代遅れなものですが、講談社を始めとして出版社は既刊本の電子出版の契約書を著作者に送りつけているということです。

内容的には5年といい長期契約であり、15%の印税では明らかに出版社のボッタクリに近い。紙の本では、印刷したり製本したり日本全国の書店流通網に乗せたりしなければならないから、かなりの経費がかかり10%と言う印税が相場でしたが、電子出版ではそれらの経費がほとんどかからない。

それが15%の印税だから85%は出版社の丸儲けになる。はたしてこのような契約書にハンコを押す著作者はいるのだろうか? これでは池田信夫氏も怒るのは当然ですが、電子出版では個人でも出来る事であり、出版社を利用するメリットは宣伝と販売決済システムしかない


電子出版は売上げがほとんど利益みたいなものだから100万部のベストセラーを出せばビルを建てることも可能だろう。

いわば電子出版はローリスク、ハイリターンのおいしい商売であり、サラリーマンとして働くよりも、作家となって本を電子出版する事が社会的なエリートになる世界になるだろう。本ばかりでなく新聞などでも個人で新聞を発行して全世界に配信すれば、全世界の読者から購読料が毎月入り込んでくるようになる。売れるか売れないかは参加の腕次第であり、紙の本の時代は「貧乏作家」の時代でしたが、電子出版の世界では億万長者の作家が続出するだろう。

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