例によって石破茂 朝日の言い分とそっくり

石破 だから だめ!

【花田紀凱週刊誌ウォッチング〈636〉】
衆院解散決断は米朝対立と「週刊新潮」 朝日と“共闘”目立つ「週刊文春」

「加計(かけ)隠し」から「大義なき解散」、ついには天声人語で、供託金の問題まで取り上げ、〈経済力のない庶民や若者が立候補するのを困難にする〉。

 朝日新聞は安倍総理のやることなら何が何でもケチをつけたいらしい。

 このところ朝日との“共闘”が目立つ『週刊文春』(9月28日号)は「安倍“北朝鮮解散”は邪道なり」。

 〈九月二日以降、自民党は五日ほどかけ、情勢調査を行ないました。結果は前回獲得議席(二百九十一議席)からマイナス十議席と、まずまずの数値〉

 自信を深めた安倍総理は解散に舵(かじ)を切ったというのだが。

 で、例によって石破茂議員が登場。自派閥関係者にこうぶちまけた。

 〈「解散権は抑制的に行使すべきだし、こんな党利党略みたいな選挙はおかしいだろう。たとえ勝ったとしても国民が政権を信認したとは到底いえない」〉

 朝日の言い分とそっくりだ。

 『週刊ポスト』(9・29)は「安倍『火事場泥棒解散総選挙』へ!『自民3分の2大圧勝』の悪夢」。

 もっとも〈解散権を握る安倍首相はまだ逡巡(しゅんじゅん)している〉段階での記事。

 解散推進派が説得材料にしているのが、佐藤栄作首相の「黒い霧」解散(1966年)だというのが説得力あり。

〈当時、自民党議員がからんだ贈収賄事件や国有地売却の不透明な取引が相次ぎ、「黒い霧」と批判を浴びた。党内からも批判にさらされた佐藤首相は綱紀粛正を表明すると、意表を突いて66年12月の国会冒頭で解散に踏み切った。当初は苦戦が予想されたが、結果は野党の準備不足で自民党はほとんど議席を減らさずに安定多数を確保し、佐藤内閣は戦後最長の長期政権に踏み出した〉

 『週刊新潮』(9月28日号)はワイド特集で「『10月総選挙』選良たちの喜劇」。総理に解散を決断させたのは米朝対立だったと。

 〈「安倍さんはトランプとちょくちょく電話会談していて、そのなかで“北の脅威は来年の方がずっと強まる”という確証を得た」(政治部デスク)〉(月刊『Hanada』編集長)

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