北朝鮮のミサイル  麻生太郎さんでよかったのだ

西村眞悟
北朝鮮のミサイル発射と迎撃

それにしても、「人のいやがることはしない」という福田君が昨年9月に退いてくれていてよかった。福田君なら「あー、と、空を仰ぐ」だろう。
 また、「生活第一」だったらどうするだろうか。
 ミサイルのことは「生活」のなかに入っていないから、考えてもいないだろうが、もともと、拉致被害者の帰国は金を払えば実現するという頭の回路であるから、もっともらしい理屈を付けて金を払うのではないか。つまり、ミサイル鑑賞料だ。
 
 要するに、現在の内閣総理大臣が、
 麻生太郎さんでよかったのだ。日本の再興の為に。

ところがである。麻生内閣が更迭した前航空幕僚長の田母神俊雄さんは、ミサイルの専門家である。
・・・・
このたびの北朝鮮のミサイル発射は、村山談話を含む戦後政治からの脱却への切っ掛けになるという効果をもたらすであろう。
 また、生活第一というスローガンが、如何に無責任な政治の象徴であるかを白日のもとに曝すのも、北朝鮮のミサイルである。彼らが言う生活とは、「自分たちの生活」のことである。
 さらに、このミサイルの後では、小泉総理が金正日と交わした成果として自画自賛して引き合いに出していた「ピョンヤン共同宣言」なるものが、騙された日本側の馬鹿さ加減を示す証文に過ぎなかったことも明白になる。これは、国防力のない外交が如何に無力で結局は欺瞞に陥る ものであることを示す証文でもある。
 つまり、北朝鮮のミサイルは、
我が国の「戦後政治の偽装」を剥がすのである。


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