菅総理は消費が停滞しているのに「イベント自粛」を呼びかけデフレ不況を作った。
こんな時には10兆円でも100兆円でもばら撒かなくてはならない
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画像引用:菅直人元首相は本当に大丈夫なのか 「太陽光発電の電気は音がいい」の「珍説」披露 : J-CASTニュースhttps://www.j-cast.com/2015/10/02246878.html



イタリア全土が封鎖

新型コロナウイルス防止でイベントや営業中止が相次ぎ、通年でGDP2桁マイナスが確実な情勢になってきた。
既に感染者が出ているライブハウス、スポーツクラブ、カラオケ、クルーズ船などは営業中止か開店休業になっている。
京都や奈良の有名観光地も中国と韓国からの入国が止まり、どこも閑散としている。

2011年以前は日本人だけだったのでこんなものだったように思うが、訪日外国人をアテにしていた業界は壊滅状態になっている。
訪日外国人は2011年以前は800万人程度だったのが、安倍政権の観光立国政策で3000万人を超えていた。
2020年は4000万人をめざすと言っていたのが突然ゼロになったから、ダメージは計り知れない。


日本だけではなく感染者が1万人を超えたイタリアは文字通り観光立国だったが、都市ごと閉鎖して観光どころではない。
イタリアは3月8日から感染者が多い北部の州を封鎖していたが、10日からイタリア全土に封鎖を広げると発表しました。
4月3日まで移動を制限し、外出を控えるよう呼びかけ、集会やイベントは禁止になる。

イタリア人はサッカーが好きだが、サッカー・セリエAの試合を含むあらゆるスポーツが禁止になる。感染者が特に多いイタリア・ロンバルディア州は町中がゴーストタウンになり、外国人はもちろんイタリア人の姿もなくなった。
駅はすべて封鎖されバスも運行中止になり、商店は開いておらずマスクや日用品は売り切れている。

総理がバカだと国が亡びる
イタリアは全土の人口約6000万人で感染者1万人、湖北省は人口約5900万人で約6万7000人、日本は人口1億2000万人で約600人の感染者がでている。
日本は3月6日と3月10日に一日50人以上の感染者を出したが、これが毎日100人以上に増えると感染者1万人超もあり得る。
日本政府は全国の小中高休校やイベント自粛をしているが、その後も感染者が発生し続けている。

集団感染を引き起こしたのは屋形船、宴会、ライブハウス、卓球クラブ、スポーツクラブ、グル-プカラオケなどでした。
クルーズ船のダイヤモンドプリンセスは数百人の感染者を出したので、換気の悪い室内で感染するのが分かる。
3月11日には春の選抜甲子園大会中止が発表され、5月までに収まらないと夏の東京五輪も中止の可能性が出てきた。

これでらで思い起こすのが2011年と1995年の巨大地震による自粛ブームと経済縮小でした。
阪神大震災と東日本大震災後に「遊びは不謹慎だ」という謎の圧力がかかり、あらゆるイベントや遊びが中止された。
地震で経済が停滞している時に政府が自粛を呼びかけたので、壊滅的な消費縮小が起きた。

まともな政治家なら「消費は美徳」とでも言って打撃を食い止めようとしたはずだが、この時日本にまともな政治家は1人もいなかった。
「コロナなのに不謹慎だ」などと言ってさらに消費を落ち込ませたら、日本は再びデフレ不況に戻るでしょう。
一部の人が言っているように思い切って消費税をゼロにするか100兆円の赤字国債を発行し大公共事業でもする必要がある。

こんな場合は政府が率先してお金を使い、何でもいいから消費を拡大すべきだが、安倍・麻生は経済バカなので何もしないでしょう。
従って最悪の場合は2020年の日本はGDP10%以上マイナスで失業率は一気に2桁、第二のバブル崩壊に襲われる。