トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「後光がさす」の巻

2022年08月05日 | 店主
仕事帰りに見た光景




総社にある国指定の備中国分寺五重塔



後光がさすとはこのことか


思わず手を合わせていました・・・・






そよ風にエノコログサが揺れ



まだまだ暑い日がつづきますが、秋もすぐそこまで来て足踏みをしてますね



きょうは金曜日


恒例の「7つのちがいさがし」からスタート






(山陽新聞 朝刊より)


暑い夏を乗りきれば、行楽の秋が待っている


人混みを避けるために、お弁当を持って近場の野山に行ってみるのも良いですね


解答は後ほど



エアコンの取り替え工事をする時には、今までのちょっとした不満などがあればそれを解消できるように心がけています。


昨日は、室外機が壁掛けで取り付けてあるお得意様宅のエアコンを新しく取り替え




この部屋は寝室になるため、多少なりとも振動音が気になります。


そこで、今回は室外機の位置を下げて取り付けさせていただきました。






これ以上は下げたくないので、焼き板の下面に合わせて壁掛け金具を固定




排水ホースを固定してアース線を添わせます。



エアコンも新しくなり位置も変えたことで、さらに静かになりましたよ


そして、ビルトイン食洗機の水漏れエラーの修理




本体をシステムキッチンから外して分解



水漏れ箇所の特定が難しく、あやしい部品を交換します。







排水トラップと排水モーターを繋ぐゴムホースが一番あやしく、ゴムホースを留めているバンドが錆び付いているから間違いないでしょう




念の為に排水ホースも交換しときます


排水トラップには排水ホースもセットされていますから同時に交換です。



外した状態で試運転


水漏れが無いことを確認したら戻して完了です。


今回修理をするにあたり、お客様がメーカーへ直接修理依頼をされ

メーカーサービスマンの説明で買い替えを決断されていました。


それで、私どもに買い替え見積もりの依頼があったのです。


が、こちらのビルトイン食洗機は10年目


メーカーサービスマンの話によれば(話の内容は端折っています)

「このタイプは10年越えると修理が続く恐れがあり、今回の修理費用も3万円以上かかるから買い替えを検討されたほうがいいです」


(この3万円以上と言うのは、可能性のある部品をすべて交換したらの話し)


そんなわけで修理はキャンセルされました。



しかし私の見解は違います。


まず水漏れ原因を特定して修理見積もりをお伝えしてから相談です。


今回の修理費用は1万円ぐらいとお伝え


まだ10年目ということ、他は異常などがなさそうですので、後はお客様の判断を仰ぎます。


今回、部品を交換したからといってこの先何年使えるかは私にもわかりません


1ヶ月後には違う場所が壊れる可能性もありますから、メーカーサービスマンの言われたように買い替をすることが正解かもしれませんが、同じタイプに交換となればかなり高額になります。



で、お客様が決断されたのは修理をすることになったわけです。



今回はエアコンを新しくされたので出費も抑えられ、お客様には喜んでいただけました。



もう一つ気になること




10年目の点検を促す表示


もちろん点検費用は無料ではありません


無視しても罰則はありません


しかし、“点検”の文字が常に点滅しますから気になりますね


この「点検」の点滅ですが


メーカーサービスマンが対応しないと消すことができない仕組みにされてます。
(多分、コントロール基板のジャンパー線をカットするのでしょうが)


費用は、表示を消すだけなら約6,000円で点検を伴うと約16,000円


これが高いか安いかはわかりませんが、安心の代償と思うしかありませんね


こちらに詳細があります



この“点検”の点滅を消す操作は、メーカーの門外不出ですから資料は見当たりませんね

まぁ、資料が出てしまうと器用な人はやってしまうから危険なのもわかりますが・・・



こちらのお客様は無視するらしいです(笑)





では「7つのちがいさがし」解答です。




わかったかな



きょうはここまで


つづく