トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「配線は露出して見えない方がきれいだと思う」の巻

2024年01月17日 | 店主
昨年末からお待ちいただいてた照明配線の改修工事をさせていただきました


一階にテナントが入った三階建てのコーポですが、一階の共同灯が一カ所点灯しないらしい




器具を調べるが異常なく、電源を確認すると100Vがきていない

テナントに入居されたショップ店が、入居と同時に店内を改装工事された折に配線を切ったようだけど、既に営業されているので調べることができず・・・


他の所から電源を引っ張ってくるしかない




階段の上にある照明は点灯しているので、ここから分岐しました


で、配線をどう這わすか






当初はこの経路

しかし、露出部分が多く使用材料も増えます







この経路だと、うまくいけば隙間に配線を隠せるか


頭のなかで色々と配線の構図を考えた結果




階段の壁際に穴を開けてケーブルを通し




階段と壁の間を隠蔽配線





露出部分はVP電線管で固定して一丁あがり!


思ってたより簡単にできました




午後からは、こちらも永らくお待ちいただいてた洗浄便座取り付けと電気工事






分電盤より専用回路を配線するのですが、こちらのコーポは天井裏には入れませんし、ツーバイフォーのパネル工法ですから壁の中へ配線を通すこともできませんので露出配線になります







分電盤からトイレまで露出配線は避けたい



そこで苦肉の策





押し入れの天井板を剥がして





分電盤から天井裏に押し上げた電源をケーブルキャッチャーで引き寄せ




押し入れの中をモールで配線





押し入れの隣がトイレなので、トイレの中を露出配線するよりましかな






トイレ側から押し入れに向けて穴を開けて位置を決め、押し入れ側からトイレに電源とアース線を出し




コンセントを取り付けたら




分電盤の上にブレーカーを追加して完了




洗浄便座も取り付けて終了です


かなり手間がかかってしまいましたので、終わったのは7時過ぎ


きょうはここまで


つづく