トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「パナソニック ドラム式洗濯乾燥機で異常音がしたら無料修理対応の可能性あり」の巻

2024年01月11日 | 店主
年明け早々に、お得意様から洗濯機の修理依頼がありました。





予想通りにベルトが外れていましたので、応急処置でベルトをかけ直しとりあえず洗濯ができるようにさせていただいてます



そして昨日、部品が入院しましたのでお客様の都合により夜の6時過ぎからの訪問




交換部品はメーカーよりインペラプーリーセットになります


パナソニック ドラム式洗濯乾燥機(NA-VX5300L)

他店にて購入の2013年製です


洗濯中に異常音がでたら早めの修理依頼をしてください、そのまま使い続けていると最悪ベルトが外れてエラーH57になります


症状は、洗濯中に“ カチン、カチン ”と小さな音が出たり、“ガタガタ”と異常音が出ます


このタイプが必ずこのような故障をするわけでもなく、普段からたくさんの洗濯物を洗ったりマイヤー毛布などの大物を洗われている家庭で時々起こります


この機種はパナソニックより無料修理対応になっていて、修理費用は2025年の1月31日まで無料となりますがそれ以降は有料となりますので、下記の機種に該当していて洗濯中に異音とかしていれば早めの修理依頼をしてください

対象機種は

品番: NA-VX9300L/R、VX7300L/R、VX730SL/R、VX5300L/R、YVX530L、VX3300L(2013年発売商品)

NA-VX9500L/R、VX8500L/R、VX850SL/R、VX7500L/R、VX5E2L/R、VX3500L(2014年発売商品)


パナソニックはなぜ期限を決めてしまうのかは不明

無料修理期限 2025年1月31日


では洗濯機を引っ張り出して背面パネルを外し



モーターからのベルトを掛けるインペラプーリーとベルトを交換




インペラプーリーは、この大きなナットを専用工具を使い外します(縦型洗濯機の洗濯漕を外す際に使用する工具)





古いベルトと新しいベルトを比べると、約5cm伸びているのがわかります





新しいベルトをインペラプーリーに掛けるには、専用工具がなければかなり難しいです





私はまだ専用工具を持っていなかったので、ドライバー2本を使いなんとか掛けることができました






次に前面の下部のパネルを外し、ダンパと言う洗濯漕の揺れを軽減するショクアブソーバーの交換です

これは今回の故障とは関係無いみたいですが、この機種は同時に交換するようになっています




この部分にありますが、見えない位置に固定ネジがありますので、このネジの取り外しには手探りでラチェットなどを使い外しますね





時間はかかりましたが総て交換完了


テスト運転では音もさらに静かになり、お客様には喜んでいただけましたよ

まぁ、修理費用がいらないと言うことが一番良かったのではないでしょうか


きょうはここまで


つづく