第18回ショパン国際ピアノコンクール2021の一次予選通過者が発表になりました。
Announcing the results of the 1st stage of auditions
日本時間の午前6時に発表という事で、朝からYoutubeのライブ配信を見ていたのですが、結果的に発表されたのは6時30分過ぎ。しかも1次予選の通過者は40人と発表されていましたが、結果的には45人でした。そのうち日本人は8人でポーランドの9人に次ぐ2番目の成績だそうです。演奏順に紹介すると沢田蒼梧さん、進藤実優さん、 反田恭平さん、角野隼斗さん 、牛田智大さん、古海行子さん 、小林愛実さん、京増修史さん 。ちなみに使用楽器は沢田さんがカワイ(Kawai Shigeru EX) 、牛田さんと京増さんがヤマハ(Yamaha CFX)、 角野さんがスタインウェイ(Steinway & Sons 300)、 他の4人スタインウェイ(Steinway & Sons 479)でした。ちなみにスタインウェイの300とか479という数字は楽器の製造番号の下3桁だそうです。
私が注目していた方はみな2次予選に残ったので今後が楽しみです。今回は本当に日本人の優勝者が出るのではないかと期待しています。本命はやっぱり反田恭平さん。個人的には、ヤマハのピアノで挑戦している牛田智大さんに頑張って欲しいですね!
第18回ショパン国際ピアノコンクール2021の一次予選が現在開催されています。ショパンピアノコンクールといえば5年に一度開催される日本人にもおなじみのピアノコンクールで本来ならば2020年に開催される予定でしたが、新型コロナウィルスの影響で1年遅れの開催となりました。実はこのコンクール、予備予選からファイナルまで、YouTubeで全世界に生配信されているんです!予備予選に参加した日本人は31人でしたが、そのうち1次予選に残ったのは13人。予備予選免除の牛田智大さんを含め14人もの日本人が1次予選で連日演奏しています。その中で私が注目しているのは、牛田智大さん、反田恭平さん、角野隼斗さん、小林愛実さん。
TOMOHARU USHIDA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)
KYOHEI SORITA – first round (18th Chopin Competition, Warsaw)
この中から何人が本選に残るのか?そして初の第1位優勝者が出るのか!今年は期待が高まっているだけに楽しみです。もう一つ気になるのが誰がどのピアノを弾くのかという事です。公式ピアノに採用されているメーカーはスタインウェイ、ヤマハ、カワイ、ファツィオリの4社。前回はカワイが苦戦していたので、今年は何人が弾いてくれるのかとても気になります。