きぐるみ日記 

ミルク082(おやじ)が行く

深谷市では億単位の事業なのに1000円単位まで最低制限価格とぴったり一致!

2018-08-23 11:47:09 | 深谷市議会
8月20日のネットニュースにこんな記事がありました。

宮城県大崎市で2015年に億単位の解体工事が最低制限価格の+1万円で落札されたという内容で、

専門家によると価格漏えいが強く疑われるという事でした。



これが記事として取り上げられたのは、工事契約を入札資料がないまま議会で審議し、

後に価格漏えいが疑われるような額で落札されたことが発覚したからだと思いますが、

これだけの大規模な工事契約を資料がないまま審議するってこと自体あり得ない話だと思いますが、

いかがでしょうか?

今時こんな自治体もあるんですね。


この記事を読んで、私は平成26年(2014年)の12月議会で審議した、

深谷市防災行政無線同報系デジタル化整備工事の入札のことが頭に浮かんできました。

この工事の入札は、一般競争入札で行われ、

設計金額=予定価格が9億5508万850円で最低制限価格は7億6406万8000円でした。

この工事を落札した共同企業体の落札額が、なんと7億6406万8000円。

つまり1000円単位までぴったり一致だったのです。

最低制限価格を下回る額で入札した業者は5社もあって、

最低額は5千万円近く下回る額の7億1570万円でした。

この時、情報が漏れたという証拠は何もなかったので、反対する理由もなく

もやもやしたまま議案に賛成しましたが、

非常に強い違和感を覚えた私は翌27年の3月議会の一般質問でのことを取り上げています。




それにしても億単位の工事で1000円の桁まで数字がぴったり合うって、

やっぱりどう考えたっておかしいですよね!

※『本当に情報を知っていたら、ここまでぴったりの数字は出さないだろう!だから偶然だよ。』
そういわれたら『そうだよな~』というしかありません。


しかも5千万円近く安い価格で工事できるっていう業者がいるのに、

制限価格を予定価格の8割ってしゃくし定規に決めてしまう事への違和感。

何のために最低制限価格はあるのでしょうか?

昨日、計約検査課に行って過去の入札に関する資料をそろえて欲しいと

お願いしてきました。

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