昨今、ウィルスソフトをインストールしないでインターネットに接続するなんて、度胸のある人はまぁおりませんですよね。みなさんインターネットを利用する以上、何らかウィルスソフトを設定されていると思います。そこで非常に便利なのが、ネット上で無償で公開されているウィルスソフトですね。有名なところではマイクロソフトのMicrosoft Security Essentialやキングソフト、AVAST!などがあります。無料な割りにそこそこ堅牢で、かつ動作も軽いとあって非常にありがたいこのウィルスソフト達なのですが。最近、非常に悪質な偽ウィルスソフトが爆発的に広がっているとの事ですので、ぜひご注意下さい。
写真がその問題になっている、SecurityToolというソフトです。Security Toolは2008年頃から発生している偽セキュリティソフトで、さまざまなソフトウェアのバグやセキュリティホールを突いて強制的にウィンドウズにインストールされ、既にインストールされているセキュリティソフトを無効化、さらに場合によってはタスクマネージャや右クリックメニュー、ネットへの接続も無効化します。そして「ウイルスに感染している」「多数のウイルスを検出した」というような意味のウインドウを表示し、「これらのウイルスを駆除するには有料版にアップデートしなくてはならない、このフォームにクレジットカード情報を入力せよ」と促すという悪質なマルウェアです。
このソフトの悪質な点は自分で勝手にPCにインストールしてくる事。そのソフトが潜入してしまったサイトにアクセスすると、リアルプレーヤー等が勝手に立ち上がってインストールされてしまいます。そして上のような嘘の情報画面で「ウィルス感染が検出された!」というメッセージを表示して「この感染を駆除する為に完全版を買って下さい。その為にカードの情報を入力して下さい」というような事を言ってきます。もちろん、絶対に入力してはいけません。
この悪質なソフトに感染しない方法!は実は簡単。ウィルスソフトがしっかりとインストールされていて、最新の情報に更新されていれば問題ありません。何せインターネットを楽しむときには、ウィルスソフトをしっかりと設定し最新の情報に更新して楽しみましょう。もし万一!PCがおかしな動きを見せたときは、どうぞお気軽に弊社PCドックまでご相談下さい!
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