葛城山に登ったよ。

山マイスターのおすすめと言うことで葛城山へ。

もう何年も前から山ブームみたいやし、最寄りの駅でも平日休日問わずよく山ビトを見かける。

近所やけど駐車場いっぱいにならんうちに行こうか。

なんて言いながら行ってみると広い駐車場に車が1台。

あら

何やら張り紙。「ロープウェイがメンテナンスで運行休止」とのこと。

だからと言ってこんなに空いてるの？

ロープウェイ使わない登山の人いっぱいいるはず。

名物のツツジがシーズンオフだから？

とにかく誰もいない静かな山をそ〜っと登らせてもらう。

自信がないので優しいらしい櫛羅（くじら）コースから登る。

入ってすぐには「そうそう、この感じよ、この前の二上山のコースは険しすぎたよね」そんな事が言えたのもほんの序盤だけ。

やっぱりこーゆー事になりますか、と木やら岩に捕まりながらゼーゼーハーハー。

誰も居ないのでゆっくりぼちぼち登る。

どこを見渡しても素晴らしい風景。

ああ、この感じ。テレビで見たことあるけど絶対実際見るのは無理だと思ってた。

シダ、コケ、綺麗な水チョロチョロ、地面の穴は誰のもの？セミには早いし蛇かな？

細い谷川のようだったり、気の根っこに足をかけたり、階段だったり、橋があったり、バラエティにとんだコース。

ハイカーを飽きさせない非常に良くできたコース。作った人すごいな。

汗を拭き、水を飲み、ただただ登る事だけを考えながら山を味わった。

1時間半ぐらいで頂上ゴール。結局一人すれ違っただけだった。

頂上には数人。

空腹で倒れそうだったので適当に詰めてきたお弁当を食べる。

え？まだ11時前なん？ん〜ええがなもう食べよ食べよ。

そして恐れていた下山。

登りながら「これ下りるの怖いなぁ」っと思ってたんだよね。

案の定、ガクガクの脚は踏ん張りが利かず、ずるーッと滑って谷底に落ちる妄想で息も苦しい。

なんか指パンパン、あれ？痺れてきた。おかしい・・・

待ったをかけてしばし休憩。

肩から指まで痺れて手が動きにくい。

深呼吸を繰り返して「これ過換気症候群みたい」と心当たりを探る。

しばらくして症状が緩和されたので改めて下山。

そうか、緊張しすぎて息してなかった。

ここ最近、集中すると呼吸を忘れる症候群（はぁ？）が多発している。

起きてる時に無呼吸とかあるかねー。

時々、意識して呼吸するようにしてるもんね。

楽しいけどなかなか大変。

あちこち捕まるの必死やけどみんな持ってるストック？あれあったらもっと楽しめるかなぁ。