魅惑の黒。

　髪を黒に染めてみた。軽く茶髪という人が多い中で、逆に真っ黒だと目立つ。職場の皆が、「わ、真っ黒。珍しい～。どうしたん？」と聞く。思いの外みんなが反応する。「エロい？」と言ってやると、みんな返事に困って中途半端に笑う。「賢そうに見えるやろ？」と言ってやると、「う～ん、確かにな～。」とこれまたハギレが悪い。
　黒は無難だけど時として罪である。自転車でいうと、地味になってしまったり、ハッとしたりする。TIMEなんかだと、ハッとする。カーボンもテカテカしてないとつや消しの黒に見えてかっこいい。およそ私には似合わないけど、とても強そうだ。FELTの黒もそうだ。RIDLEYとか。女性で黒のバイクなんかかっこいいだろうな。けど、ちょっと勇気がいるな。たぶん、次にオーダーフレームとかするにしても白だな。と思うし。
　今日はボトルケージを買いに行った。でも、気に入るのが、というか本当に取りやすそうなのがなかったので、ボトルを買ってしまった。だってボトルは気に入るのがあったから。前にはっとりさんがブログで紹介されてたもので、飲み口が軽く開閉するのです。ポラールは保冷にはいいけど、口が硬い。口が堅いのは大事な事です。おしゃべりは困ります。ああ、しかしちょっとこのボトルケージにはキツいというかパンパンで窮屈そう。意外だった。
　例えばボトルケージにしても小さな部品なのに色はとても重要な選択要素です。この自転車にピンクじゃ台無しだ。とかここであえて赤を持ってくるか。とか。ボトルだってそうです。この柄はいいけど、フレームの柄と食い合いになるなー。とか。こだわって小物も大切にしましょう。と。
　自転車屋さんの店員さんはいろんな商品について詳しいなぁ。「そのフレームいいですよ、僕コレ乗ってるんです。」なんて言われると、これ以上の説得力なしってなもんです。それに比べて最近の電化製品大型店舗の店員ときたらどうだ！店内のBGMだけが活気あって店員に活気なし。商品知識にも乏しい。テキパキっと、なんとしてでも売ってみせる！という気迫がないではないか！昔の日本橋の商売人とは大違いだ。と悪口を言って、影響のある人はごめんなさい。ま、こうなるのも仕方がない背景もあるんだろうけどね。一般客としてはなんか悲しい。といいながら、夫は優しく？値切ってノートPC他モロモロを購入して帰る。