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というわけで、ここならというお店を目指して待ち合わせ。
ところがお店が無くなっていた。
なんてこった。一時期は随分通わせてもらった美味しいたこ焼き屋さん。
ショックで立ち尽くすも寒さのあまりとにかく歩く。
カフェならいくらでもあるんだけど呑めないんだよねと諦め半分だったけど、「もしかした呑めるとこもあるかも」という前向きではあるが当て無し根拠無しの友の言葉。
そこに「おでん」の提灯。前から気にはなってたけど看板には古民家カフェってなってるしなぁ。
ちょいと覗いて店主に直球!「呑めます?」
「はい、呑めますよ、ビールも熱燗も。」やて〜〜〜ウウぅう〜ジャンジャンジャンパフパフパフー!!当たりやん!
やったー!
そしてこの地区は例に漏れず古民家なので広いお部屋におしゃれなソファ、めちゃくちゃ居心地良くて、気のいい女将さんが「どーぞどーぞ、ゆっくり遊んでいってぇ」って。
天ぷらが今日はできませんねん、ごめんやでぇ、、、ただそれだけが残念だったけど、おばん菜におでんは絶品!とっても美味しかった。
おまけに一人前を可愛らしいお重に分けて入れてくれると言う心遣いに感謝。
これはリピ有りね。
さてご機嫌さんで店を出る。
一駅電車に乗ってからバス。
バスは1時間に1本ほどなのであと25分か、、、ぶらぶら。
ほら、ここが有名な和菓子屋さんだよ、見てみて、あの中華料理屋ええ感じやろー。
時間を潰すのに苦労はせんよね、バスの時間になったので西方院へ。
ほんまにこのバスで行くんかいなー、あ、運転手さんや、聞いてきて!
「行くらしい」。ほっ
ちょっと遠回りルートで細い細い道。
降りる時に運転手さんに呼び止められる。
「帰りはバス停が変わりますよ、何時台に帰りますか?」「え?、、、えーーーっと、4時台!」
「4時台やったらね、あの先にカーブがあるでしょ、その向こうにバス停があるのでそこに来ます」「え、ああ、わかりました、ありがとう!」
そんなことある?
結果的にありましてん。
西方院にて、まよいふきさんの個展を拝見。
恐竜を陶器で作るという凄い作家さん。
茶碗やお皿と違って、尻尾の先までこんがり窯で焼くのです。欠けへんの?想像すると貧血で倒れそう。
コッテリ拝見してると次々とお客さんが来られて盛況ぶりにこちらまで嬉しくなった。
お寺の中にはカフェがあって美しいお庭を拝見しながらの贅沢な時間。
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ホラー小説の話、昔の言葉使い、小説家っていろんな角度からものを見ている、それから、それから、、、
ゆっくり話せる、なんせ帰りのバスまで1時間以上あります。
美味しく楽しく素晴らしいものを見ながら贅沢で充実した1日だった。
次は1月家飲みね、もうワクワクが止まらない。
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