うちにはお仏壇は無いがお線香は常備している。
近所のお墓にお参りに行くために置いている。
そのお線香を入れている観音開きの物入れの中はお線香の香り。
嫌な匂いでも無いが、何もかもがお線香の香りに染まってしまう。
ジプロック二重にしても三重にしても香る。
調べてみると匂いを漏らさない赤ちゃんやペットのうんち入れの袋がヒットした。
いや、そうかも知れんけど。
なんか抵抗あるなぁ、その中にお線香入れるの。
お線香の香りの劣化を防ぐための袋というのもヒット。
いや、逆というわけでも無いか、いいのか、でも、、、。
考え方を変えてみると無香料の線香というのが出てきた。
それはそれで愛想ないよね。
お線香の香りといえば子どもの頃によく遊びにというか預けられていた和歌山のお婆ちゃんの家。
玄関を開けると煮物と線香の混ざった懐かしい香り、今でも思い出す。
香りの記憶というのは鮮明に残っているものだ。
お婆ちゃんの家は子供部屋、ピアノの部屋、応接間、台所と居間。平家だった。
その居間に仏壇があった。確か床の間もあったはず。片付いてなかったけど。
みんなが集まる居間というかいわゆる茶の間に仏壇があった。
ご先祖さん、賑やかでよかったなぁ。
なんかごちゃごちゃと物の多い家で人の出入りも多い家だった。
そんな家で従姉妹に遊んでもらいながら春夏冬の長期休みをずっと過ごしていた。
長い休みだったなぁ、と時々思い出す。
びっくりすることに半世紀以上昔のことだ。うわ
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