仮想プログラム。

　ざわざわするなぁ。だって朝方から凄い風。とてもじゃないけど自転車で走れない。外がざわざわして、行き交う人達がざわざわ。貴方もざわざわ私もざわざわ、ざわわわわわぁ。雨まで降って来た。送り迎え付きの贅沢通勤。こんな日もきっとジテ通してんだろうなぁと心当たりのある人が数人。案外頑張っているのは高校生。傘を片手じゃさすがにケイタイはいじれまい。わっはっは、ざまあみろ。いや、そんなに憎々しげに言う事ないよね。おとなげないわ。でも、よくいるでしょ、ケイタイ触りながらこっちに向かって来る自転車通学の学生さん。（おい、こっちを見たまえ）念じながらスピードを緩める。寸での所でかわす。というよりかわされる。怖かったと思うのは私だけ、向こうは慣れてるからなんとも思っちゃいないのさ。けっ、なんだよ、と思わずにいられないでしょ。
　先日も朝の番組で自転車が悪者になっていた。今回はロードだけではなく、最近増殖中のジテ通族。本来車道を走るべきだけど、歩道を速いスピードで走るのが危ないというわけだ。そして事故が増加していると。自転車に乗る人口と比例して事故が増えるのは当たり前。車道が自転車用に整備されていないんだから時として歩道も通るだろう。ママチャリならほとんど歩道を走っている。問題は歩道を通過する自転車の速度をおねえさんがスピードガンで測定しているのだが、「うわ～、速いですねぇ、40km/h出ています。わ～、こちらもかなり出てますねぇ35km/h」って嘘つけ～っ！そんな奥さんママチャリで歩道35km/hも出てるかいなぁ。MTBの会社員の人が40km/hで歩道走るぅ？ありえへん。ほんまに40km/hで走ろ思たらどんだけしんどいか、アンタ走ってみ！はぁ、はぁ、はぁ、心拍80％越えたがな、ふぅ～ざっつえきさいてぃんぐ！どういう事なんスか？
　メディアで自転車をとりあげる時には正確に公平な目でお願いします。
というわけで、本格的自転車番組を制作してみようぜ～～！ウ～ドンドンドン、パフパフパフ～。
　司会者トータス松本氏がジテ通でスタジオ入りするところからオープニング。ん～、思い切ったキャスティング。アシスタントは適当なきれいどころ。
　1.今週のレース情報
　2.今週のショップ紹介（チーム紹介）
　3.おすすめ新商品
　4.我が街マリアローザ（自転車フレンド数珠つなぎ）
　5.安原監督の実践トレーニング「こげ！」
　6.ツールへの道、梅丹本舗会計報告
　7.メカメカはぁ～！（タイヤ交換から玉あたり調整まで）
　8.今日のブルセギン（1分間中継ー今日のわんこノリ）
　9.今週のタイムアタック（全国厳選のTTスポットを同じ人がいろんなスペックで）
　10.峠の仕事人（ガルゼッリやら、るみちゃんやら）
　11.あの人は今日（走り続ける人の経過報告）
ん～、ゴールデン狙いで1時間の枠に納まるかなぁ。