今の仕事を始めて数ヶ月経ってから、仕事分野の勉強のつもりで買った保育士試験の参考書。でもなんのしばりもないとそれを開く気にもなかなかなれないので、受験することにしました。ただ、保育士試験って学科が9科目もあるんです…一応幼稚園教諭の免許は持っているので2科目免除にはなりましたが、それでも7教科…。それぞれの中身が結構ボリュームがあるので多すぎ
そこでマグレでもいいから勉強する科目を減らしたくて(もうその時点で取り組み始めた意味がどこかにいってしまっていますが)、参考書を一読(これだけでもかなり大変でした)し4月に受験してみました。若い子ばかりで浮くかな~?と思いきや、誰でも受けられる試験ということもあり、試験会場には私と同世代もたくさんいて、中には年上の男性もいました
2教科ぐらい受かっていたらいいな~と思いましたが、運よく(そもそも合格基準が6割の得点というゆるい試験なのですが)5教科パスして2教科だけになりましたしかし残ったのは「社会的養護」と「社会福祉」。どちらも苦手な分野、そして勉強したかった子ども関係の分野ではないという…
そこからが本当の受験勉強ただ、結果がわかったのが夏。夏休みは仕事とジャンボくんのやりくりに疲弊して夜はバタンキューだったので、とてもじゃないけど勉強なんてする余裕がなく、9月になってから勉強を開始しました。スマホのアプリで勉強して受かったという知人がいて、私も試してはみたのですが、昭和時代に勉強をしてきた私はやはり書かないと覚えられないので、1単元ずつ参考書を読んではレポート用紙にまとめる、というやり方で勉強しました。
一通り参考書を読みこんだ後は、一般社団法人全国保育士養成協議会(保育士試験の事務局)にある5年分の過去問に取り組みました。1年に2回試験が実施されるので、10回分になります。2科目の過去問を印刷したらかなりのページ数になりましたが、それがとても役に立ちました何度も出る分野もあるし、問題の傾向もあるし、間違えた問題を間違えずにできるまでやるとそれだけで力になると思います実際本番で、過去問で間違えた問題が出たのですが、脳内に知識を定着できていなかったことを心底後悔しました
日中は勉強する気になれないので、ジャンボくんを寝かしつけた(ジャンボくんにとってはもう必要ないのですが、私にとってはそこでいったん休憩するのが習慣に…)後を勉強時間にしていました。しかし我が家はLDにしかエアコンがなく、そこにテレビもあるので、夫がテレビを観ている中での勉強…耳栓をしても音は聞こえてくるので、「気が散る環境でも勉強できる」という特殊なスキルが身についたような?それで不合格だったら、テレビかエアコンを買ってもらおうと思っていましたが…
なんとか合格
いくつになっても、合格って嬉しいですね幼稚園免許があるので、むしろやりたかった実技試験は免除今のところ、実際に保育士として働くつもりはないのですが、この後都道府県に登録すると有資格者として働けるようになります。ただ、昨日それについて請求した書類が届いたのですが、この合格通知書の原本を送って、返却はされないとのこと。手元に置いておきたかったなぁ~…。
職場に同じように働き始めてから資格を取った方がいるのですが、受験のためのスクールに通い、実技試験のためにピアノも習って、数年越しで資格を取ったそうです。1発合格できたらそれが1番良かったけれど、受験料2回分+参考書代だけで1年で合格できてラッキーでしたしかも参考書はメルカリに出品したら半額で売れました
しかし「免許持ってます」と言えるのは強みにはなりますが、中身はからっぽなんだよなぁ~…。ズバリその方面の研修にも行かせてもらったけれど、それで何かが身についたわけでもないし。今までほとんど買わなかった育児書を、我が子のためでなく仕事のために買い漁ったりしています