ビーズ展

夏の十勝で収穫体験&農場キャンプ(1)

パルシステムの産地訪問ツアーの企画は色々あるのですが、中でも北海道に行く企画はハイシーズンにしては格安飛行機片道分の料金なので、不純な動機で昨年応募したのですが落選今年も夫にはその日程で休みを取ってもらって応募したものの、6月末、落選通知が来てガッカリ代わりにどこかに行こうと旅行の行き先を決めたものの、計画は進んでいませんでした

7月に入ってから、同じ電話番号で3回着信がありました留守電の機能を使っておらず、基本的には未登録の番号からの電話には出ないようにしている私。でもさすがにこれだけかかってくるということは、何か大事な用なのかも?と思い、翌日かかってきた時に電話を取ったところ、ツアー落選の通知をしたものの、キャンセルが出たのでいかがですかということでしたシフトに×をつけなかったものの、たまたまその日程はあいていたし、宿の予約もしていなかったので「ぜひ」と即答安いとはいえ3人分の旅費はそれなりの金額なので、もしこれが詐欺だったらどうしよう…と思いながら振りこみました

出発前の1週間、毎日のように台風が発生していて、飛行機が欠航になったりしないかドキドキでした台風の影響はなかったものの、東京と北海道の気温が逆転してしまっていて、「北海道に行く意味が…」とちょっと思ってしまいました行くならあの、36℃とかあった灼熱の東京から27℃ぐらいの北海道に行って「涼し~い」と叫びたい…

空港まで車で行くことにしたのですが、10:30に羽田空港集合だったので、当初9:00到着を予定していました。でも予約できる台数(全体の5%しかないそうですが)がこの期間全日満車だったこともあってだんだん不安になり、調べてみると、古めの情報ではありましたが、お盆休みにかかる時期は5:00台には到着していないと危ないらしい電車や長距離バスと違って、車を置かないことには飛行機に乗れないわけで、せっかくのチャンスが到来したのに満車で車が止められずに行けなかったでは悔やんでも悔やみきれないため、3:00に出発することにしました

4:18到着早すぎたかもしれませんが、早い分にはノープロブレム搭乗予定のJALに近い駐車場はP1、P2で、P1は予約を受け付けていないため当日入りやすそうでしたが、時間が早くて道も混んでいなかったので出発ロビーに近いP2へ。空港周辺とか空港内、飛行機を見るとなぜかテンションが上がります


全階空車の表示を見てホッと安堵しました

車内で仮眠して目覚めると、駐車時にはそこそこ空きがあった2階は満車になっていましたその後もリアルタイムの情報をチェックしていましたが、9:00に着いていたらかなり焦ることになっていたと思います朝食を食べたり、ショップを見たり、ジャンボくんが目ざとくチラシを見つけたトミカ・プラレールショップに寄ったり(ランボルギーニのミニカーセットを粘り強くねだられましたが誕生日でもないのに旅行前に買ってあげるわけがありません)、ランチ用の空弁を買ったり、飛行機に乗るためだけにしか行かずいつも慌ただしい空港でかなりゆっくり過ごせて満足


お昼は空の上で頂きました


久しぶりの飛行機は、Wi-Fiで色々できるようになっていてビックリ確かに1人1台モニターを持っている時代だから、座席につけなくていいよな~


このゴミゴミした街から…


緑のパッチワークの街へ

帯広空港は初めて利用しますが、私は両親が北海道出身なので懐かしい景色ジャンボくんはカーフェリーで行った旅行(1歳)、飛行機で行ったお葬式(2歳)に続く3回目の北海道ですが、当然1、2歳の頃のことを覚えているわけもなく、初めまして状態最後に飛行機に乗ったのも沖縄旅行の2歳なので初フライト気分で離着陸で興奮していました

まずは広大な畑でブロッコリー収穫全国に出荷する本気の大規模栽培をしている本物の畑での収穫体験なんて、個人旅行では計画できないこと。それを、小学生のジャンボくんに体験させてあげられてありがたい


1家族につき1個、子どもが収穫ということだったので、大人は指をくわえて見ていました


荷物置き場・シャワー・朝食は廃校になった小学校を利用した集団研修施設にて。陶芸作品が置いてある図工室以外は自由に出入りOK


火事で一度消失して立て直したという校舎は贅沢に木を使った素敵な建物


小学校の前にはもちろん校庭がありましたが、裏には校庭より広い芝生地帯。ここで各家族を案内してくれるホスト役の生産者さんとご対面普段は栽培がお仕事なわけで、今回のような役目はとても疲れるでしょうに、一生懸命我が家の相手をしてくれました


麦わらを丸めた「麦稈(ばっかん)」をチーム対抗で転がすゲームでは勝利賞品は三方六でした


麦稈はギリギリよじ登れる高さで、ジャンボくんのお気に入りに


テント(まさかのsnow peakでした)設営後、シーツに先ほどの麦稈をくずして入れ、ふかふかのベッドに麦わらはいい香りでした


夜は生産者さんや農協関係、役場の方など、今回のツアーの舞台、音更(おとふけ)町で生活している、あたたかくておもしろいみなさんと交流しながらBBQやっぱり顔をつき合わせるのは大事だな~と思いました。この人たちの努力があって食材が使える、そのことを知ったので、以前よりありがたく食事ができそうですジャンボくんは早速、商品の生産地を気にして見るようになっています


ラムがやわらかくておいしかったですこのドラム缶でできたグリルは3日間私たちの行く先々にいたような…?

1日目から盛りだくさんで満足度100%このツアーは35名募集のところ、100組300名の応募があったそうですふたを開けてみたら9家族28名だったので、他にもキャンセルがいたのかもしれません。そんな中、電話のつながらない私に根気よく電話をかけて下さって感謝感謝これからは未登録の電話番号の着信にも出ようと思います

今回何より心配していたのは、北海道の野外でキャンプするということ群馬当たりの15℃くらいでも寒いのに、前日の朝は5℃まで下がったとのことだったので、持って行ったダウンコートを含めて6枚着こんで寝たら大丈夫でした。ただ、体はぬくぬくでも顔は寒かったため、鼻水がずるずる出て、窒息しそうになって何度か目を覚ましました。麦わらベッドの中心が高くなってしまっていたためずり落ち、テントとベッドの隙間にはさまったことでも何度か目を覚ましたため、若干寝不足…目が覚めるたびに、厚着はせずにシュラフに入ったジャンボくんが凍死していないかどうか確認していました大人用は10℃が適温(子ども用はもう少し高い温度だったと思います)のシュラフを用意してくれていて、テント内は外より暖かかったし、本物のベッドのマットレス並の厚みの麦わらのおかげで地表からの冷えは感じなくて済んだので生きながらえました

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