前にもお話した通り、私はアマチュア吹奏楽団でパーカッションを担当しています。
打楽器の人は管楽器の人のように自分で楽器を買えません。その代わり、楽器をたたく道具は自分で買います。小太鼓をたたくものをスティック、鍵盤打楽器等をたたくものをマレットといいます。そんな細長いものを何本も持ち歩くのですから、入れ物が必要です。市販のものはいくらでもありますが、安いものではないので、自分で作ったものを使っています。
1代目
高校に入って吹奏楽を始めた私。これが初めて作ったスティックケースです。巾着袋ならすぐに作れるけれど、しぼった口からスティックが出てきそう。そこで円柱型スティックケースを考案しました。Percussionと刺繍もしました(実は綴りを間違えています)。
2代目
次第にスティックもマレットも増えてきて、1代目スティックケースでは入り切らなくなりました。そこで、市販の黒いスティックケースをまねて、クールな感じのものを作りました。光沢のあるキルティングがかっこいいでしょ?
3代目
スティックケースの集大成。くまさんとハーブの柄の布を使って、かわいいスティックケースにしました。持ち手をつけなかったので、自作ブックベルトでとめてあります。
ふたの部分は、ホックでとめてあります。布が何重にもなっているところにホックをつけたので、丈夫です。
開いたところ。表地の柄布に合わせた茶色の無地布がいいでしょう?たくさん入れられるよう、ポケットには大分ゆとりをもたせてあります。2カ所、穴が開けてあるのですが、これは、ここにひもを通してそのまま楽器にぶらさげて使おうと思ったからです。まだそうやって使用したことはまだありませんが、本番中マレットを持ち替えたりする時に便利です。