ずっと作りたいとは思っていて、材料も10月に買ったにもかかわらず、なかなか完成しなかったものをやっと仕上げましたランドセル用のキーケースです。ランドセルの小さなポケットに入れておくと、ランドセルを下して鍵を出して…と玄関前でモタモタしてしまいます以前練習で持たせた時、それを見越してか学校から鍵を握りしめて帰ってきたところを同じマンションのママが目撃。嬉しそうに鍵を持っているアピールしていて危ないよ、と教えてもらったことがありました
鍵を持たせる状況は今のところほとんどありませんが、大切なジャンボくんと家を守らなくてはというわけで、
持っている時に鍵が見えない
簡単、シンプルな動作で取り出せる
何かに引っかかって開いてしまうことがない
取り外しできる
固定できる
こんな条件で商品開発に取り組みました何かを作る時はとりあえずどんなものが出回っているか調べるのですが、今回はまだこの世にないものを考案しようと思っていました。「鍵を開ける」という動作についてとことん考え、物の開閉について研究するため実際に色々な商品を見に行き、発想の転換も試み、あとは降りてくるのを待つだけ…だったのですが、待てど暮らせど降りてこない…そこで、試作品を作ったりジャンボくんに聞いたりして試行錯誤した結果…結局見たことのある形になりました。
出すのもしまうのも原型を保ったままできることを考えるとこの形がベストでした
ランドセルを背負ったまま開けて…
リールを伸ばして鍵が出せます
本当は、マンションの大きい鍵をぶら下げたままの長さにしたかったのですが、それだとかなり長くなってしまい、1年生の短めにしてある肩ベルトだとかなり下の方までかかってしまうので、リールと鍵が少し重なる感じで収納します(マチがあるので無理せず入ります)。下の写真は、右上から左、右下から左、と悩んだ軌跡です
ジャンボくん用完成細いので、あまり柄が出せませんグレーのラインは反射テープです
本当は1枚仕立てにしたいところですが、薄いラミネートだったので内側に厚めのナイロン生地を重ねてあります
後ろ側にはランドセルに二重に固定するためのマジックテープ。このパーツは縫い目が多くなりすぎないようにある工夫をしました