ビーズ展

本の紹介

今日は、最近読んで良かった2冊の紹介です。


『奇跡のフォント』
初めてこのフォントに出会ったのは3年ほど前。ジャンボくんの進学先がこのフォントを使っていました。見たことないけど読みやすいな〜、私学はオリジナルフォントまで持ってるんだろうか?と思っていました(そんなわけない)。

今年度から勤務先の市がUDデジタル教科書体フォント推奨になったようで、校内でもこれを使うようにとのお達しがあったらしく、そこでフォント名を知りました。

専門的に学んだことはないものの、文字の間隔やフォント、記事のレイアウト、色使いなど、印刷物にうるさい私。学校では、ウギャーこれこのまま印刷したくない~という悪いお手本のような原稿によくお目にかかります

やたら文字間隔が広いのに行間が狭かったり(縦書きか横書きか一瞬わからないよ)、本文をゴシック体にするどころか全文太字にしたり(強調されすぎていてどこが大事かわからないよ)、余白が偏っていたり(バランスよくしようか?)、本文を見にくい色にしたり(目がチカチカするよ)、やたら多色使いしたり(色数は絞ろうね)。

ジャンボくんは「情報」の授業で習ったようですが、習う機会がないまま社会人になってしまったら、そういうことに気を配る、という発想自体生まれないのかもしれません。仕方がないとは思いますが、訴求力は大事だと思うので、データで原稿をもらえた場合でどうしても気になる時は、気づかれない程度にこっそり直しちゃったりしています

そんな私にとって、パソコンにいつの間にか普通に入っていたフォントが、多くの人々の長年の苦労と幸運で世に登場したという開発秘話はすごく興味深かったし、フォントの歴史も知ることができたし、知識はないものの感覚的に理解していたことを改めて確認できたし、図書館で予約して待った甲斐がありました



『LOVE自分子育て』
SNSで私がフォローしている誰かがおススメしていた本。その方が誰だったかは忘れてしまったのですが、号泣してしまったそう。

感動的な逸話に泣かされるんだろうと思いながら読み進めたところ………私、まるで泣きませんでした日本は、夫や子どものために自分の心を置き去りにするのが当たり前だった古い価値観を、嫌でも受け入れてしまっている女性が多い国だと思います。だから、何か我慢している心当たりのある人が読むと泣いてしまうのではないかしら?

主に夫婦で子育てする上で生じる問題についての思考のヒントなのですが、これ、どちらかと言うとママ向けに書かれているのですが、知識としてパパにも読んでもらいたいと思います。私もまた記事に書くと思いますが、まあ、男女って基本、気が合わないような脳の仕組みになっているんですよね夫婦になる前はわからないのに、不思議だなぁ~あと、子ども時代は女性脳のママを理解できていた男子が、結婚すると男性脳を発揮しまくるのも不思議だなぁ~

祖父母が子育てに過介入してくる問題については、うちは両実家ともありがたいことに私と夫のやり方を尊重してくれていたので、私たちもジャンボくんが家庭を持った時にはそうしてあげたいと思います

これを読んでいた時、タイムリーに友達が「義母が娘の進学先について孫に直接意見してきてさ~」と言ってきたので、「この本を進呈してあげたいわ」と該当ページを見せてあげるのに役立ちました
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