パパソーイングクラブ、今月は忙しい人が多いようで参加希望者は専業主婦のみだったので、今日開催しましたいつも使った後のやり場に困る折りたたみ傘。濡れたまま入れられて、周りを濡らさないケースを、梅雨の季節になったら作ろうと思っていました
ところがいつものようにネットで調べてもレシピは出てこないどころか、めぼしい商品すら出てこない…。仕方なく、教材化するべく、研究の日々が始まりました…とにかく作りやすさと使いやすさ、そのせめぎ合いで悩み、アイディアが降ってくるのを待ち、待てども待てども降ってこないらしいので実際に作って試行錯誤…。今回は手間と時間と費用がかかりました…
【試作品No.1】
ラミネートにファスナーをつけるという作りにくさを敬遠してのマジックテープ仕様。ゴツすぎてボツ。
【試作品No.2】
いっそのこと、オープンしないという超簡単仕様。でもやっぱり、開いて干せないとそのうち臭ってくることが予想されるためボツ。
【試作品No.3】
ラミネート地はほつれないから縫い代を作らなければ少し作りやすいかも?と思い、No.1と同じ形で作りかけ。でもやっぱりダサいのでボツ。
【試作品No.4】
No.3をほどいて、使いやすさ重視でファスナーつけ(マイクロファイバーは省略してキルティングで代用)。うん、やっぱりコレだ丈夫で、見た目スッキリフルオープン型のファスナーつけを研究し、結局1番きれいに裏を仕上げられるのは手でのまつり縫いだという結論に至りましたひもの位置が裏側生地だけだと出し入れしやすいけれど、袋本体が傘の重みで傾いてしまうので、表側生地から裏側生地に橋渡しするデザインに改良することにしました。
ちなみに、傘の水分を吸収させるのはマイクロファイバー。実はこれ、足ふきマット(もちろん新品)を切ったものですゴロゴロして縫いにくいので、4辺とも裏側に通っている糸を2穴分ずつ切って突起を引き抜き、裏にのびどめテープを貼りました。
結局1か月近く研究し、教材として完成したのは前日でしたそして今日参加者が作ったのはこちら
か、かわいい…1回折っただけでしまうか、2回折ってコンパクトにしまうか、好みや傘に合わせたサイズになっていますこれは使えそう~私のも作らなきゃ