小学生の母

幼稚園時代は1日外遊びをして15時にバスで帰ってくるので、あとはおやつを食べて、少し遊んで、夕食、入浴、就寝の流れ。お友達は近くに住んでいないし、遊ぶとなると親同伴だしで、帰宅後に遊んだのは午前保育の日、年に数回だけ。

それが小学生になると、家が近くてすぐ遊べる環境なので、子ども同士で約束してきます。敷地がハッキリわかる公園ならいいのですが、家の近くの公園は2つの公園がつながっていて、大きい方の公園はかなり遠くまで広がっており、深さのわからない池もあります。どこまでも行ってしまう子どもたちを野放しにするのは危険…さらに現代は、怪我の危険の他にも不審者という恐ろしい危険が潜んでいます。

それで見守るわけですが、男の子はひとところにじっとして遊ぶわけがありません。川の中の石を渡る、より難易度の高いルートを競っていたかと思ったら（川ポチャする子はいつも同じ）、崖っぽいところに登ったりして、たちまち見えなくなります。いちいち全力で追いかける必要もないと思うのでなんとなく近くにいるのですが、子どものいない野外に2時間も3時間も立たされる私…。

よく、ちょっとした負荷も逆に「楽しもう」なんて言いますが、本当に余裕のない時は楽しもうと思っても楽しめないんですよね。だって楽しくないんだもん。別に子ども全員の親が張り付いている必要もないと思うので、交代制にできたらいいのですが、ジャンボくんのお友達は下に兄弟のいるお兄ちゃんだったりして、それもできない。だったら親同士でおしゃべりできればまだいいのですが、ちびっこの動きと小学生の動きがバラバラなので親もバラバラ。というか結局小学生を見守っているのは私…。

なんなんだこれはーこれいつまでやんなきゃいけないのー

とまあ、発狂寸前、「子どもが小学生ノイローゼ」になりそうな勢いでした。…いや、過去形でもないです幼稚園は距離があったのでママ同士も距離があったのですが、小学校は住環境と子どもの交友関係が丸かぶり。これから最低でも6年間、おそらく9年間は同じ学校に行かせるママ同士となると、色々気も遣います。

ジャンボくんの小学校は保護者会のある日と水曜日だけ放課後に遊べるのですが、あいにく水曜日は唯一の習い事、スイミング。門と塀がある学校ほど安心して遊ばせられる場所はありません。毎日放課後遊べる学校に転校させたい～ジャンボくんはスムーズに幼稚園児から小学生になりましたが、幼稚園児の母から小学生の母になるのはなかなか大変です

昨日ジャンボくんに、「きょう、ごようじないの～？」 と言われました。水曜日以外はあいているのでお友達と遊べる日が多くていいかと思いきや、習い事で忙しいお友達の「きょうは○○だからあそべない」がちょっとうらやましかったみたいです図書館と買い物に行くと言ったら喜んでいました

写真はホンダでもらってきた塗り絵をジャンボくんが全力で塗ったものです