ビーズ展

シンポジウム

「学びの多様化と私たちの選択〜子どもの学びに寄り添うために大人ができること〜」(ラーニング・リエゾンセンター開設記念) というシンポジウムに参加してきました。フリースクール、オルタナティブスクール、一条校(私立校)、公民連携して不登校支援を行うNPOなど、様々な学びの実践者が登壇するということしか内容がわからず誘うには不安もあったのですが、ママ友と一緒に行ってきました。

不登校関連は勤務校の副校長も興味あるだろうとお声がけしたのですが、予定があって来られず。ただ、不登校をどう解決するか、ということではなく、必ずしも公立校に行かなくてもいろいろな学び方があるよ、というシンポジウムでした。

多様性が尊重される昨今、教育現場は困難を極めています。やれ合理的配慮だ、やれオンライン授業だと、多様なオプションを教員1人でやらされています。その1種類ずつにスタッフがついていいほどの負荷だと思います。

これが会社だったら、毎日新しい5種類のプレゼンを1人で準備して、そのそれぞれに無料のオプションが数種類ずつある、なんてありえないですよね?しかもプレゼン全てが終わったと思ったら会議・会議・会議で、翌日のプレゼン準備ができるのは勤務時間終了後(のさらに会社全体に関わる仕事が終わった後)で、残業代は出ない…いや、ブラック企業すぎます

みんなが同じように最低限のことができるようにすることを目指す公立校が合わないなら、無理に行くことはないと思います。行きたいならともかく、行きたくない子(とかやりたいことしかやりたくない子)に行かせようとするのは、子も親も先生も不幸になるだけ。最初からその子に合う場所を選ぶことが普通な世の中になってほしいと思います。

シンポジウムの後半では、学校外の学びを経験した児童生徒やスタッフ、保護者が登壇。制限時間内でスピーチをするのですが、緊張しながらも堂々と紡ぐ言葉はとても価値のあるものでした今、不登校で悩んでいる全ての子どもや保護者に見てもらいたい、というほど良かったです

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