今週は、卒業証書を筒に入れて渡す台用のカバーを2枚作りました。私のスペックを全開放して挑んだため、過去イチの最高傑作を作ってしまったかもしれない…
長さの違う長い生地が2枚あり、今までは毎回それを会議用机にガムテープで巻いていたそうです。なかなか大変なので、4隅を縫ってもらったらいいんじゃないか、ということになったとのこと。
そんなの余裕余裕~♪と思いながら、念のため過去の卒業式の写真を見たら…上も前もサイドも巻いてある…そんなの、90cm幅の生地の4隅を縫ってできるわけない
というわけで、キッチリ製図して、いつものようにちょっと足りなかったなんて失敗はできないので紙で1/10サイズを作って確認。
それなのに、生地に印付けをしていたらどうにも足りなくなることがわかりました肝心の生地の長さを測り間違えたらしい生地が長すぎて取り回しにくいので印をつけたパーツから裁断したかったものの、慎重に期すため全部印をつけてからにしようと我慢していたのでセーフでした
やむを得ず縫い代幅を変更してなんとか全パーツを入れ込み、裁断プロジェクターカバーのように、どこもはぎ合せなく十字型に裁断できていれば4隅を縫うだけで簡単ですが、今回は縫い代の処理を考えて耳の配置をすると5面をはぎ合わせるしかなかったため、ややこしいことになりました
そしてせっかくの傑作の写真がピンボケ…
人が座る面は本当は生地がない方が良いのでしょうが、それだと前にずり落ちてしまいます。スリットにするには生地が足りないので直角三角形の先が向き合う形にしました下に在庫の筒を入れたりするので、座る人が1人か2人ならうまく隠しながらもスムーズに出し入れできるハズ
引きずるでもなく、微妙に脚が見えるでもない、絶妙な長さにできました
同色のミシン糸が足りなくなりそうだったので、見えない部分は黒で縫っています
この面は前を通る人からは見えないので、生地をはぎ合わせてなんとか作りました
机のサイズは180×45が基本のようだったので、多分どれでもピッタリサイズです