4月9日、私の祖父母の最後の1人、母方の祖母が97歳で亡くなりました。数年前から病院に入院していて、おそらく自分が誰だかわからない状態で生きていたのですが、今までも何度も危ないと言われながらも生き延び、今回も3月から危ないと言われていて4月まで持ちこたえました。北海道なので、実家の方では私は行かないだろうと思っていたようですが、私は夫に「行けるタイミングだったら行きたい」と伝えてありました。仕事をしているわけではないし、子どもの頃たくさん文通して大好きだったおばあちゃんだし、夫が行かなくても実家の家族と一緒に行けばジャンボくん連れでも大変ではないので、行かない理由はありませんでした。
亡くなったのが午後だったので、お通夜は早くても11日だろうと思っていたら、10日になったとのこと。9日は何も用意せずに寝かしつけたまま寝てしまい、日程を知ったのが23:30それから大急ぎで旅支度をしたら3:30までかかってしまいました
夫は行けそうにないとのことなので、2人分の荷物を1人で持つと、かなりずっしりきました
今回の全行程の中で、出かけるまでが1番大変でした
飛行機に乗り遅れるわけにはいかないので早めの8:50に出発。最寄駅から出ている羽田空港行きのリムジンバスに乗りましたちょうどこの前日の暖かさで桜が満開
車窓からの景色に後ろ髪を引かれ、帰ってくるまで待っててね~
と心の中でお願いしました。ジャンボくんは初めのうちはバスから見える乗り物に興奮していたものの、30分で撃沈
ずっと寝ていてくれたのでとても楽でした
出発2時間前に空港着。空港内のパン屋さんでランチを食べた後、父・母・弟と合流しました。
飛行機の手配は実家に任せて、一緒に予約してもらいました。今回は直前予約だったので、金券ショップで買ったANAの株主優待券(航空券が50%引きで購入できる)を使うのが唯一の割引手段でした。
ジャンボくんは初フライトだったのですが…別になんということもなく到着夫にも立ち合わせてあげたかったなぁ
グッドデザイン賞を受賞した岩見沢駅。今年大雪でニュースになった岩見沢は、いまだに街の至る所に雪が1m以上積み上げられたままですタクシーの運転手さんは「今日は10℃あってあったかい」なんて言ってましたが、10℃高い東京からやってきた私たちにとっては思いっきり寒かったです
大柄だった祖母はすっかり痩せて、私の記憶だと入りそうもない小さな棺に入っていました。全然面影がなくて誰だかわからないほどでした。遺影は私の知っているおばあちゃんでした。とても良い表情でした
ちびっこ連れで葬儀会場に泊まるのは厳しそうだったので、駅の近くのホテルにできたばかりの「岩見沢ホテル5条」に泊まりました。室内がフローリングで、一段高くなったところにマットがしいてある状態だったので、段差が小さくて添い寝も安心でした
この日は寝不足で、葬式中に寝たら困るので移動中に寝ようとしたのですが、いつでもどこでも寝られるのが自慢の私としたことが全然眠れませんでした。ホテルでも、寝坊したら困ると思うと全然寝られず、何度も目が覚めてしまいました。