ビーズ展

中学受験おススメのようなおススメじゃないような本

ようやく図書館の予約が回ってきたので読みました中学受験させる親のざらざらとした気持ちの描写が見事読んでいて苦しくなりました…受験で健全な親子関係が崩壊したら、たとえ合格できたとしてもそのあとどうなっちゃうんだろう…。

この本は、中学受験終了後の親が読むとすご~くよくわかると思いますが、させなかったとしても、こんな心情になっちゃうんだ~(うわ~やらせなくて良かった)、と想像できると思います

ただ、中学受験真っ只中で読むのはおススメしないかな…と思ったのですが、「全中学受験保護者のバイブル」、「メンタル調整のための1冊」と言われているそうで、なるほど、子どもに不適切な言葉かけをしている自覚のある人にはおススメかも

我が家は「ダメならやめればいい」と思って入塾させましたが、「コンコルド効果」によってそれは難しい、ということが書いてあって、うわーそうだったのかと1番衝撃を受けました

そして作者の朝比奈あすかさんは「中学受験国語頻出作家」。インターネットで検索するとインタビュー記事が色々出てくるのですが、こんな言葉がありました。

「明らかにサボっていて成績が下がったとき、子どもが反抗的なことを言うと、『何を言っているの?』と返してしまい言い合いになる。その言い合いをせずに受験を終わらせられる家庭ってあるんでしょうか。」

す、すいません…ここにあります…そもそもサボらなかったし、(私には)反抗的なことを(まだ)言わないし、成績のことで叱ったことも(私は)ありません。成績が下がっても、事実を(心の中では不安の嵐でしたが)受け止めるだけ。そうかレアケースなのか…

ジャンボくんは御三家なんて縁のないゆる受験でしたが、それでも経験のない親としてはなんの確証もない挑戦は色々不安だったし、秋以降のこと思い出すと、やっぱりあの頃辛かったな〜と思います。
 
受験直前期にジャンボくんがよく聞いていた歌があって、それを覚えるなら知識1個でも増やせば〜?と思いながら聞いてたのですが、久しぶりに聞いたらあの時の苦しさや息の詰まりそうな空気感が蘇って泣きそうになりました
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