n.kPのミリマス記録

アイドルマスターミリオンライブ!の活動を中心とした記録。
周年ライブのライブレポもあります。

ミリアニ 劇場先行上映 第1幕感想(ネタバレあり)

2023-08-22 22:30:00 | ミリオンライブ(アニメ)
皆様、暑い夏ですがいかがお過ごしでしょうか。n.kです。

先日、ついにミリオンライブのアニメ(ミリアニ)が劇場先行上映という形で公開されました。
私を含め多くのミリオンライブ!に関わる人にとって、待望だったミリオンライブのアニメ。
その感想や書き残しておきたいことをここにまとめておこうと思います。



他のコンテンツに先を越されたり、3D作画というものがどういう出来になっているのか…というあたりで一抹の不安も感じながら映画館へ足を運んだのですが、期待していたもの以上の素晴らしい作品でした。
物語や演出自体が素晴らしいというのもあるのですが、何よりそこに「ミリオンライブらしさ」とか「ミリオンライブへの作り手の愛情」が垣間見えるのが本当に良かったですね…
以下、こまごまとした部分も書いていきます。









(ここより下の内容は、「ミリアニ 第1幕」のネタバレを含みます。未視聴の方はご注意ください)

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
  
 
 
 
 
 
 
 
 

第1幕ではアニメでの第4話までの部分が公開されました。
好きなシーンはいくつもあるのですが、特筆したい3つに絞って書いていこうと思います。





1.オーディションでの心情の変化


オーディションの最終審査で、翼も交えて3人でRat A Tat!!!を歌って踊ることに。
静香が本番始まる前から緊張と重圧で押しつぶされそうになって、歌唱もうまくいかず…


のところの、「歌がうまく歌えてない」「合ってない」演技がすごくリアリティ合って引き込まれました…!
ころあずにとっては10年間ずっと役に向かい合い、演技も歌もとてつもなく上達している緊張して押しつぶされそうになっている静香をとてつもない臨場感をもって演じられたのだろうと。


いつかミリオンライブのアニメ化について「ゆっくり、慎重にタイミングを図って」というような(原文忘れました)コメントがガミPからあり、私はそれを半信半疑でアニメ化を待ったのですが、なるほどこれは年数を経てアイドルと声優さんが二人三脚で様々な試練を乗り越え、数多くの経験を積んだからこそ出せたものなんだなと…


前後の場面で静香の父親のシーンを見せられてからの「やっぱり私、アイドルになれないの…?」は胸にグッとくるものがありました。
ここだけじゃないんですが、物語全般にゲッサンミリオンのような話の流れが随所に見られて…それが自然な感じで入っているのもいいなと思いました。



合格は絶望的かも…そんなときに、未来の「私がもう静香ちゃんのファンだから」という言葉が静香を救います。
ミリオンライブの「一人も手放さない」っていう精神がこういうところにも息づいているのかなと。なんか嬉しくなりました。


「私は私でしかない 可能性でしかない」と歌ったあたりから盛り返していく静香の歌声も圧巻…これも静香ところあずだからできたことだよなぁと。
このフレーズの青臭さも、いかにもミリオンライブって感じがして個人的にかなり気に入っています。
映画を見る前はこの曲にあまり感想を持たなかったのですが、思いがけずものすごく好きな1曲になりました…これがアニメの力か。


そこからのシーンでプロデューサー含め見ていた人全員に”100万の輝き、命の鼓動”が見えた…
まぁお約束みたいなシーンではあるのですが、これが”ミリオン”ライブか…と胸が熱くなりました。
個人的に”ミリオンスターズ”というネーミングがすごく好きなので、それに対してこういう形で理由付けをしてもらえたのがありがたかったです。



2.劇場の屋上でのワンシーン
レッスンを終えた未来たちが劇場の屋上に行くシーン。
100万、いやもっとたくさんの星の輝きがサイリウムの光の海のように見える…という表現もいいなぁと思いましたし、そもそもこういう風景好きなので印象に残っています。

あとこのシーンの前後で未来たちの先輩というかお姉さんをしている百合子の成長が素晴らしいなぁと。
ムビマス(輝きの向こう側へ)の百合子を見ているからこそ、今こうやってシアターの一期生としていろんなことを未来たちに教えたり、アドバイスしたり、レッスンもめげずにやらないと…って根性を出したり。
人が成長する瞬間がこうやって見られるのは素晴らしいなと思いました。


あと、このシーンで流れたレジェガがすごく良かったです。
伝説の始まり、そういうことなんだな…





3.原っぱライブに向けての話し合い


原っぱライブの話が広がりすぎて収拾つかなくなって…の話し合いのシーン。
未来とプロデューサーのやり取りが翼のナイスアシストで全員に伝わり、その後の休憩明けで皆の物理的な距離が縮まっている(休憩前に比べて皆がステージ前の方に寄っている)のが描写として素晴らしいなと。


まだ出会って間もないミリオンスターズの心の距離感がこうして縮まっていく…私たちが普段ゲームなどで見ている今のアイドルたちの関係性の「始まりの物語」をこうして見ることができたのは、ミリオンライブという世界観を追いかけ考察していく中でとても大きな出来事になったなと思っています。




他にも好きなシーンはいろいろありますが、特に気に行っているのがこの3つです。
舞台がはっきり分かる場所も結構出てきたので…豊洲はもちろんそうですが、池袋とかも近いうちに機会見つけて行っておきたいなぁと思います。

幕張メッセイベホ?まぁそのうち何かで行くでしょ…




ミリアニ、この7第一幕の地点で上述のシーンも含めてミリオンライブのいいところがたくさん詰め込まれていて、それでいて未来や静香が未来や静香がアイドルを目指す…という話の軸になるものや、37人のセリフや登場機会がしっかりとあったのがよかったです。
37人のセリフも、説明風になりすぎないのに知らない人から見てもその子がどんな子かある程度把握できるようになっていて、すごく丁寧に作りこまれているなぁと感じました。
先ほど書いたことと重なりますが、今の10年経ったミリオンライブだからこそ作ることのできたアニメだったっともいますし、この内容なら10年待ったことに何の不満もないと心から言えます。



第二幕以降の展開も気になるところですが、それ以上にこのアニメを見て新しくミリオンライブの世界に飛び込んでくれるPさんが出てきてくれること、そして次の時代へとミリオンライブというコンテンツが進んでいく原動力にこのアニメがなってくれること、それが今の私の願いです。
とりあえず次(第二幕)を楽しみにしつつ、時間があれば第一幕の応援上映にも行こうかなと思っています。



ミリアニ第2幕の感想記事はこちら
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