もうだいぶ前に取ったイム・ユンチャンのチケットですが、本当にやれるの?と思い、招聘元のメールとかチェックしていましたが、何もなし。
インスタにはユンチャンがリハーサルをしている姿があったので、これはやるんだねぇと覚悟しました。
電車もほぼ平常通り動いているし、中止の理由はないけれど、帰りちゃんと帰れるんでしょうねと、それが不安でした。
どっかカプセルホテルや漫喫?(古い?)に泊まるという臨機応変さもない私は帰れなかったら困るわ。
家の者のご飯を支度して、出かけました。
行きの積雪はこのくらいの高さ。
オペラシティ、初台に来るのはこの前の歌舞伎につぎ、今年2回目です。ハイペース笑
雪が綺麗に舞っていました。
ユンチャンは若干19歳、おととしのクライバーンコンクールで最年少で優勝した逸材です。
前にもここに記録したと思いますが、多分その褒賞コンサートであっただろうコンサートに去年行きました。
初々しく、いつもポゴレリチやプレトニョフ という大御所を聴くことがほとんどの私は、逆に新鮮でとても気になるピアニストになりました。
ということで、2回目のコンサートです。
今回のプログラムはショパンエチュード全曲。
ショパン自体はめちゃくちゃ好きというほどでない私ですが、エチュードは好きなのです。
なんか順番に弾いてくれるのがまたいい。コンクールでしかあまり聴くことがないので、本当に新鮮なプログラムです。
練習曲であるエチュードをどれだけ音楽的に弾けるかにかかっています。
ユンチャンと私、多分、好きな音楽というか、目指すものが似ているのか、すごく納得するピアノを弾いてくれるので、あー、そうしたんだー、とか、こうやって弾いてほしかったんよ(娘よ)、とか湧いてきて、とても楽しいひとときでした。
こんなの自分の息子だったら毎日聴けてなんと幸せなんでしょうね!笑
技術は満点、美しく響かせられるところもあり、良かったです。
即興的に弾くところはまだまだこれからかな。彼もそう思った感じはありました。
それにしてもこの逸材、これから本当に楽しみにしています。
今度もチケット取れるかなぁー。
アンコールは三曲あったようですが、二曲目で、出口が混まないうちに失礼しました。
電車もほぼ普通に来ていて最寄駅には無事着きましたが、帰ってきたらこんなに積もってた!
雪の上、雷もなっていたとか、なんだかおかしい気象ですね。
良い予兆と捉えたいです。