しながわのチ・カ・ラ しながわ梵鐘物語
仕事で調べものをしていて、たまたまこんな動画を見て、最後まで見てしまいました。
時の鐘。
昔の庶民は時計なんて持てないので、お寺から鳴る鐘の音はとても大切だったでしょうね。
日本独特の二十四節気に基づく時の鐘。太陽暦が採用され、だんだんと要らなくなってきたのですね。それでも、しばらくは使われていたでしょう。
空が白みはじめ、大き目の星がパラパラと見えるくらいで、室内で手の筋が3本くらい見えるようになったら・・・それが夜明けで「明け六つ(あけむつ)」とし……なんて、何てアバウトな、でも日本のその季節ではそれが大体の生活の目安になるでしょうね。
江戸時代の時の告げ方。あかつき七つとか言えたら格好いいかな。やっぱり面倒かな(;^_^A
今もうちの辺りでは夏は5時半、冬は4時半にメロディーが流れますが、それはこれの名残かなと思います。
私の子供のころは、まだ夕方にお寺の鐘が聞こえた気がします。今はもう鳴らないけれど。
なんかノスタルジックな気分に浸ってしまいました。鐘の音っていいですね。