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南英世の 「くろねこ日記」

戦争はビジネスだ


世界には軍需産業がたくさんある。一番大きいのはロッキード社だ。売上金額約4兆円の9割を軍事関連が占める。
もし、世界から戦争がなくなればどうなるか。
ロッキード社は倒産せざるを得なくなる。
だから、軍需産業にとって戦争はビジネスとして「定期的に」起きてもらわなければ困る。もし、平和が続けば意図的に戦争を起こそうとする政治力学が働く。
第二次世界大戦後、アメリカが絡んだ戦争には次のようなものがある。

朝鮮戦争、ベトナム戦争、湾岸戦争、ユーゴ空爆、アフガン戦争、イラク戦争

核を持つようになって大国同士の戦争はもはやできなくなっている。だから適当な弱小国を見つけて、適当な理由をつけて叩く。
アメリカにとって戦争はビジネスであり、新型兵器の実験場、古くなった武器・弾薬の在庫一掃セールである。

ベトナム戦争のきっかけとなった「トンキン湾事件」(アメリカの駆逐艦が北ベトナムの魚雷攻撃を受けたとされる事件)はアメリカによる捏造だった。
イラクは大量破壊兵器を開発しているとして始めたイラク戦争も、のちにそんな事実は全くなかったことが明らかになった。
それだけではない。湾岸戦争もまたアメリカによって作られた戦争だったことが報道されている。

https://www.facebook.com/268759603556377/videos/189732575436454/UzpfSTEwMDAwMjAyMDYzMTE5MjoyNzc5MTAyNDQyMTY3MDgz/


もちろん、権力者が軍需産業の利益を守るために世論を戦争に導くというのはアメリカに限ったことではない。
ほかにもいっぱいあるだろう。ただ、我々が知らされていないだけである。
コロナウィルスで世界経済が変調をきたしているこの時期、各国の動きを注意深く見守る必要がある。
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