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(公財)日本少年野球連盟(ボーイズリーグ)
東北支部所属
『南会津ボーイズ』の活動報告をしていきます。

第5回マツダボール杯岩手大会

2018-08-07 | 大会
8月4日、5日に開催された第5回マツダボール杯岩手大会に参加して来ました。
この大会はボーイズリーグ東北支部主催する最後の3年生が出場できる大会です。気合いを入れて臨みました。

開会式のようす


資格審査


初戦はこれまで何度も練習試合で対戦して来たいわき平ボーイズさんでした。

初回、エラーとヒットで1点を失う立ち上がり。
対する南会津ボーイズは四球で出塁した遼河を1塁に置き、3番竜也がライト線への2塁打で同点とします。なおも1死2塁で4番勇志がセンター前タイムリーを打ち、逆転に成功。

さらに2回。
7番莉那がショートへの内野安打で出塁。(相手エラーで2塁へ)8番遼太レフト前安打と好走塁で無死23塁のチャンスを作ります。9番汰河は三振を喫するものの、1番遥人がレフト前に適時打で3−1。2番遼河もライト前に打ち4−1。3番竜也の遊ゴロの間に1点追加。これで終わらず匠人がライト前に運びタイムリー。この回4点を奪い6−1とします。


幸先よく連打で得点しリード奪った南会津は主導権を握るものの
ここで、相手エースが登場し流れが少しずつ変わります。

3回表の守備
四球と送りバント、バッテリーエラーで1死13塁から3番打者のレフトへの犠飛で1点を失います。
2−6

3回裏の攻撃
1死から9番汰河のセンター前ヒットと暴投で1死2塁から1番遥人が打席に。ここで不思議なプレーが。遥人が打ち打球はレフト前に転がるも、相手遊撃手も打球に反応せず、打者の遥人も走らないまま打席に立ったまま。しかし、プレーはインプレーでボールは1塁へ。すると一塁塁審はアウトの判定。主審が説明し、投手の投球はボークで主審は宣告しましたが、遥人はそのボールを打ったためそのままインプレーとなったとのことでした。走っていれば1死13塁のチャンスとなりましたが、アウトを一つ相手に渡してしまう結果となり、結局この回は無得点。

4回表の守備
四球と投手の暴投で1死2塁から、セーフティバントを投手が一塁へ悪送球する間に1点を失う。
3−6

4回裏の攻撃
3番竜也の3塁打と四球で1死3塁のチャンスから6番栞大のセンターへの飛球で追加点かと思いきや、3塁走者のタッチアップが早かったということで追加点ならず。
3−6

4回を終わって3−6。3回、4回とチャンスを掴むのの追加点を取れない南会津に対し、着々と1点ずつ返したいわき平。前半とてもいい雰囲気で試合を運んでいた南会津でしたが、少しずつ状況は変化して来ました。

5回表の守備
セカンドエラーから2つの四球で満塁とされ、2本の安打で2失点。5点あったリードはわずか1点に。
5−6

さらに6回表の守備
2つの四球で2死12塁から3番打者にレフト前に運ばれまずは同点に。四球で2死満塁からワイルドピッチで捕手がボールを追う間に2塁走者も本塁をつき6−8と逆転される。さらにタイムリーヒットを打たれ6−9。ここぞという場面での四球とミスで失点を重ねる悪癖が出てしまいました。
6−9

これまでならこのまま悪い流れを断ち切れず息切れしてしまいましたが、この日は違いました。

6回裏の攻撃
1番遥人中前打で出塁し、2番遼河が一塁線への強烈な2ベースで遥人が生還し、1点を返す。3番竜也この日3本目となる安打をセンター前に運び、無死13塁。相手のワイルドピッチで8−9に。さらに6番栞大がレフト前ヒットで同点に!
9−9


この日、これまでにない粘りを見せた選手たち

7回表の守備
投ゴロを勇志が一塁へ悪送球し、無死の走者を出します。送りバントで2塁に送られるものの2死を奪い2死23塁。ここから3番、4番打者にタイムリー、5番打者の3塁ゴロをエラーし、3失点。万事休す。
9−12

最終回の攻撃
汰河がきれいなレフト前安打で出塁しますが後続を断たれ、試合終了。9−12で敗れました。

3年生最後の大会、オール3年生のメンバーで臨みましたが初戦敗退で終わりました。
残念な結果に終わりました。5点のリードがありながら追加点を取れなかったこと、四球の走者を多く出してしまったことが大きな要因でしょう。3年生の一人が「どうして勝ち切れなかったんだろう」と翌日話していました。その「なぜ」を選手それぞれがしっかり追い求めてほしいと思います。

勝ちに不思議の勝ちあり 負けに不思議の負けなし(松浦静山さんの言葉)

3年生には11月のFCT杯があります。戦いに終わりはありません。悔しさや情けなさを素直に受け止め、技術を向上させ、自分自身を高めてほしい。頑張れ、南会津ボーイズ!!

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