◆報知新聞社主催 日本少年野球選手権大会 ▽中学生の部・決勝 枚方ボーイズ8―1湘南ボーイズ(6日・舞州球場)
夏のボーイズリーグ日本一を決める第45回日本少年野球選手権大会(報知新聞社主催)は6日、決勝戦が行われ、中学生の部で枚方ボーイズが史上最多となる2年連続5度目の優勝を達成した。また、小学生の部では奈良葛城ボーイズが初優勝を飾った。
枚方の3年生が、ようやく心からの笑顔を取り戻した。関西秋季大会予選敗退、春季全国大会ベスト8、ジャイアンツカップの出場を逃し、背水の陣で挑んだ今大会。5回コールド勝ちで連覇を達成した加治屋主将は「厳しい時もあったけど、今までやってきた集大成と言える試合でした」と、余韻に浸った。
初回、四球を足がかりに先発で3番・藤山が長打と相手のミスを誘い先制。投げては湘南打線を1点に抑えた。「みんなが打ち返してやるって言ってくれたので、力まずに投げられました」と汗を拭った。
左翼線を鋭く破る2点適時二塁打でコールドを決めた廣部は「最高でした。つらいこともあったけど、いい形で締めくくれました」とにっこり。藤井監督は「やっと枚方らしい野球ができた。これまでここ一番で力を出し切れなかったが、精神力でやってくれました」と、誇らしげにナインと一緒に写真に納まった。
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