石川遼、終盤苦戦した復活優勝、「この世にない最高の薬」
2年ぶりの復活優勝を遂げた石川。過去の9勝より「内容はずっと濃厚」と評した。その一方で「今日も駄目かなと思う自分がいて、優勝の味というか、感触を忘れていたので非常に不思議です」とも。久々の栄冠に本音が漏れた。
この日のフェアウエーキープ率1位、ショットの正確性を示すパーオン率1位と好調なゴルフで一時は2位に4打差をつけた。ところが、3連続バーディー直後の13番(パー3)で6メートルのバーディーパットから3パットしボギーとしたところで勢いが衰えた。16番(パー4)では4メートルを外し、昨年ホールインワンした17番(パー3)ではまたも3パットと連続ボギー。「パットのミスが優勝争いの中でボディーブローのように利いて苦しかった」という。
ピンチを救ったのは攻めの姿勢だった。18番(パー5)。残り228ヤードの第2打を5番ウッドで果敢にピンを狙ったボールは6メートルに。イーグルは逃したものの、バーディーで締めくくった。「やっと練習が結果となって出てくれた」
周囲の期待に応えられた安堵(あんど)感から涙も見せた。残り3試合での優勝争いを期すとともに、来季挑む米ツアーへ向け「この優勝で自信をつけて行ける」とも意気込む。やはり優勝は「自信を与えてくれる、この世にはない最高の薬」なのだ。
インタビューにこのように答えていた姿は、なんともいえない感動でしたね?
この2年、優勝できないことが、彼には相当辛いことだったのでしょう。。。
とにかく、おめでとうございます。
自信を更につけて、ますます活躍して、面白いゴルフをまた見せて下さい