先日、図書館で偶然見付けた本『片桐且元』自分の中でのこの人の印象が、司馬遼太郎著『城塞』の中の且元しか知らなくて、あんまりエエように書かれてなくて、とにかく“気の毒な人”だった。
現在も“片桐町”として名は残っているものの、茨木市役所南館1Fにある銅像も小さいし。
で、この本『片桐且元』。まさかこの人が主人公の物語があるとは知らなかったので、ビックリしたし、ちょっと嬉しくもありました。主人公であるからには当然エエように書いてあるんやろうから楽しみに読み始めました。
賤ヶ岳の戦いのことやら書いてるんかなて思ったら、慶長十九年八月朔日(ついたち)から九月二十四日までの物語で、この間何があったかと言うと、徳川側からの方広寺の鐘にクレームがあったから、且元がとりあえず家康がいる駿府まで謝罪に行くところから 且元が徳川側に寝返る為に大坂城を出る直前で物語が急に終わります。
なかなか面白かったです。『城塞』では本多正純等に言われっぱなしやったのに、本作では苦しみながらも論破してるのが心地良かった。
現在も“片桐町”として名は残っているものの、茨木市役所南館1Fにある銅像も小さいし。
で、この本『片桐且元』。まさかこの人が主人公の物語があるとは知らなかったので、ビックリしたし、ちょっと嬉しくもありました。主人公であるからには当然エエように書いてあるんやろうから楽しみに読み始めました。
賤ヶ岳の戦いのことやら書いてるんかなて思ったら、慶長十九年八月朔日(ついたち)から九月二十四日までの物語で、この間何があったかと言うと、徳川側からの方広寺の鐘にクレームがあったから、且元がとりあえず家康がいる駿府まで謝罪に行くところから 且元が徳川側に寝返る為に大坂城を出る直前で物語が急に終わります。
なかなか面白かったです。『城塞』では本多正純等に言われっぱなしやったのに、本作では苦しみながらも論破してるのが心地良かった。