イジメと言う名の犯罪

 ある女性がかけぬけた、一生を描いた物語。

続く

2024-07-16 15:58:54 | 日記
 1年後、少年は、16歳になっていた。

 しかし、夏優子は、涙を流していた。

 それは、少年が、病気にかかっていたからである。
 診断名は、「天然痘」だった。

 夏は、これ以上ないぐらい、悲しんでいた。

 神通力も、沢山使い、治そうとしたが、無理だった。

 ついに、少年は力尽き、息を、引き取った。

 霊界で、坊主と会う少年は、その先に、懐かしい顔を見た。

 夏優子だ。

 2人とも、泣いていた。

 坊主と会話が終わった少年は、夏に、声をかける。
 少年「久しぶり」

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