慶次は、アメリカを見習い、食糧を、自国内で準備出来る様に、国内を整えて行った。
慶次は、亡くなった父、慶介とは違い、少し真面目、その他ひょうきん者と言う性質もあり、楽しい思い出を、死ぬまでに、いっぱい作りたい派であった。
その頃、慶次は、暗天大魔王になる為の準備で、忙しかった。
先ずは、魂の鍛え方を学び、それをマックス近くまで、持って行く事が、大切であった。
アメリカは、食糧問題、産業革命、戦争兵器など、様々な問題に、取り組む中で、一番に取り組まなければいけない物が、食糧問題であった。
アメリカは、先ず、自分達が、餓死しない様に、貿易に頼らず、自国内で食糧を用意出来る様に、国内の体制を、整えた。
時期は、約約1800年代の事であった。
夏優子様「慶介、あんた、10年後、暗天大魔王に、なりなさい。慶次は、私が面倒を見るから」
慶介様は、「任せましたよ」と言い、頷いた。
下界では、アメリカをトップとして、様々な問題に、取り組んでいた。
慶介様は、霊界で、自分の魔法のおかげもあり、慶次が、ペストにかからず、戦争の被害者にもならなかった為、「自信」が付いていた。
慶介様は、トップに、こう言った。
「下界の悪事を、無くして行きたい」
夏優子様は大いに嬉しくなり、慶介を、次の「暗天大魔王」とする事にした。
ペストが根絶される事は無かったが、流行する事は無くなった。
世界の人々は、また、戦争が始まると思ったが、アメリカが、それにすら手を打ち、平和な世の中と、なって行った。
