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堅い文体の小説

2022-05-17 22:14:11 | 日記

ブヴァールの人なつっこそうな様子がひと眼でペキュシェの氣に入った。
その靑みがかった眼はいつも半眼に開いたまま、色艶のいい顔の中で笑っている。
ー『ブヴァールとペキュシェ』フロベール著、岩波文庫より

今日は時間があるので
っていうか語学学習をしていられなくなって、いま、ブログの更新をします。

この本は古い古本屋でみつけた古い文庫本です。レアなので買いました。なかなか見つからなかったのです。

この抜粋した文章、なんの変哲のない描写ですが、詩だと受け取る私です。
詩情豊かに描写されています。

最近は詩は全然読んでいませんが、大昔は「純文学」とか呼ばれる文学がありました。
いま聞くと可笑しいですけれどね。

本も役に立ちそうな本や売れている本とか、それと、ジャンルが違い過ぎるくらいかけ離れた本ばかり読みます。
年をとったということなのか
面倒くさいのか
夢を紡げる毎日、夢想とは相容れない日々、だめですねえ。これでは。

集中するとか、頭を使う癖をつけるには本のジャンルをもう少し見直した方がよさそうです。貴族じゃあるまいし、だとか、下世話な根性から少し脱却せねば!(苦笑

ふだんは違う言語の学習を少しずつしますが、今日は仏語を学びました。実用的な表現などでした。

不慣れなので本の話をできるように努力しますね。
ここまで読んでくださってありがとうございました。

(. ❛ ᴗ ❛.)



37年取っておいた1番好きな詩集

2022-05-17 15:23:04 | 日記

ひとりひとりはまた鏡を手にして
そこにうつったわたしの顔をみつめる
わたしもそれをのぞきこむと
ドックのほとりで 釣糸をたれて
ときどき水のなかをのぞいている
こどもづれの 孤独なひとりの男にしかみえない
ー『想像力の休暇』「堀川正美詩集1950-1977」より

これは、みずみずしい、明るさと苦渋に満ちた堀川正美の詩から引用しました。

分厚い詩集です。
詩が空となり宇宙となり空で
鳥もこどもらも紳士も老人も女も魚も
虫も
飛翔する生命体みな
宿る信じがたい愛で溢れた
詩集です。私が手に入れた当時も高価な本でした。既に古い本でしたが、熱狂的な読者がいました。

これと同じくらい「高いな」と感じたのが、そうですね
輸入もののレオノール・フィニの画集でした。

いまは、それほど、耽美的だったり陰鬱だったりの本は買いませんが、この一冊は大事にしています。

はじめからマニアックな本の話になりました。




2022/05/17

2022-05-17 00:02:41 | 日記
Goo のアプリをもう一度インストールしました。

自分の記事をひとつだけ読みました。ひとつだけしか書いていなかったのです。忘れていました。

ブログを書くような文才は私にはありませんし、読みたくて取ったアプリだったのです。

これから、読むだけにせず、何か、どうせなら書こうと思います。でも、何を書こうか
はたと、思いつかずにいます。
写真は趣味じゃなくて…
少しずつ案を考えてみたいと思いますねえ。ふぅ。
私は病人です。そっちのことでも本人はいいのですが、読んでもあまり爽やかな気分にはならないでしょうし(笑)
家にある本について書いてみることにしました。
私の読書についてです。

文学少女という言い方が昔はありました。笑えますねえ。
ほんとうに。

文学少女でした。クスっ。

ひとり悦にいらず。


皆様どうぞお読みください。
つまらなさが目に余るようでしたら、違う話にします。
それと、ぷち趣味として外国語学習の話を混ぜます。

ここまでお読みいただいてありがとうございました。

私の初老ブログです。