箕面路地裏 猫歩き

箕面の街を猫のように、路地から路地へ。
あっちこっちのぞいてみます。

[猫・心配] 新型コロナ/箕面での感染拡大は・・・

2021-04-11 15:50:41 | 新型コロナ
ついこのあいだ、大阪での新規感染者が『905』で驚いたが・・・
昨日『918人』と、さらに拡大してしまった。
『1000人』を越さなければいいが・・

(NHK HPより)

こんな中、今、住んでいる『箕面』での『感染拡大』はどうなのだろう・・と、心配になった。
テレビや新聞の報道では、大阪府知事からの声は聞こえるが、各町での詳しい状況が判らない。
「Stay Home中ではあるが」・・「どこがHot Spot なのか」「どこまでは出かけられるのか」

先週末の大阪府の『新型コロナ対策本部会議』資料では・・・
先週あたりから、大阪府内では『感染者』が『倍増』した

(大阪府 対策会議資料より)

大阪市内と共に、市外でも『感染者』増加傾向にある

(同上)

との報告がなされている。

本当に、箕面市でも『拡大傾向』にあるのだろうか・・
ご近所や、知り合いで『感染』された方は、まだ幸いな事におられないので、実感はない・・
多くの『府民』の方も、そう感じておられる・・のかもしれない。
これが、『感染対策』が十分に進まず、『コロナ疲れ』となっているかもしれない

『正しく恐れるため』に、少し『現状』を調べてみる事とした・・・
まず最初に、市役所のHPを見てみたが、『市内の感染患者の発生状況』が
最新の、昨日、10日まで載せられている。


この『数字』だけでは、状況がよく判らないので、『グラフ化』してみた。


4月に入ってまだ10日しか経っていないが、市内での感染者が、
第3波の時の今年1月の感染者数、145人(月内ではこれまでの最大)の
約半数、67名の方が感染されており、このまま拡大が続くと・・・
月内で200名を越す事になるかもしれない。

大阪府の『感染者』についても、まとめてみたが・・・
同じような傾向にあり、ますます心配となって来た・・

(データー:NHK HP より県別をダウンロード、加工)

大阪市内に比べて『箕面』や『北摂』の状況はどうなのだろうか
大阪府が毎日夕刻に『プレス発表』する『資料』を、まとめてみた


4月1日からの『公表資料』を一覧化し、令和3年3月の『住民統計資料』から、各市町村の人口を引き出し、『1万人当たりの感染者』で比較してみた。
[各市町村/日別 感染者数推移]


10日間の新規感染者で並べ替えると、やはり『大阪市』を中心とした、比較的『人口密度』が高い、『ドーナツ圏』へ『感染』は拡大しているように思える。
(もう少し前からのデーターで、詳細な解析は必要であるが・・)


そして、『人口』『1万人あたりの感染者』を見てみると、まだ『箕面』は『大阪市』の『半分』ではあるが、『約5人』の方が『感染』され、かなりの『高確率』となってきている。
これも、市内から『10人代 』『7人』『5人』の『波』となっており、隣接する『豊中』や『茨木』は、一段高い『波』が押し寄せている様にも・・・読み取れる。


では、どうすれば・・・・
先週末の『イブニングニュース番組』に、神戸大学の岩田教授が『Web 出演』されていたが・・
今、政府や大阪府が進めている政策について、2つの『警鐘』を鳴らしておられた。

一つ目は、今回の『新型コロナ対策』での『ビジョン』がないこと
二つ目は、『政策』『指針』が『ダブルスタンダード』となっている

この事で、『国民』は『混乱』し、『原理原則』に基づいた『感染対策』が出来ず・・
間違った『対策』で『収束』とはならず、『不満』『コロナ疲れ』が出ている・・・と
話されていたが・・・
『確かに』・・と思う所が多かった。

この岩田教授は、『クルーズ船でのDMAT活動で勝手な行動を取った』と・・
『即退船指示』が出された方であるが・・・
アメリカの『炭そ菌テロ』や『SARS』を経験されてでの『ゾーニング割け』を
提唱された『実践プロ』であり・・『思い』は強いのかもしれない。

先週の『On Line 飲んべー会 』で、ある友人が・・
政府が示した、下記の『TV 広報』を見て
『お花見、どないせ~いうねん』『これやったら行ってもかまへんやん』
『あかんのやったら・・あかんと言うてや』と、大阪弁での『ツッコミ』が入り
『きいつけて』・・『どないするねん』と・・


たしかに・・・
 『不要不急の外出禁止』『きを付けて』を考えると・・『ダブルスタンダード』
やはり、『感染症』の『原理原則』を考えると・・
人から『汚されない』事と、もし自分も『無症状感染者』で『汚す』事を考えると・・
今年は『やめとこか』・・・となるような気がしている。

岩田教授も『マスク会食』で・・・
『少人数会食』は『OK』と推奨。でも『マスクを付けて』・・・と対策を示し
さらには、お店には『アクリル板』『換気』と、さらには『時短』と押し付けているが・・・
これも『ダブルスタンダード』

(政府資料へ・・赤字『愛するあなたを守るため 』を加えてみた)

やはり、今は『原則』は『人との会食は禁止』
もし、食事をするとしても『個食『黙食』『家族食』まで・・・
こんな事で、もっと『きっちりした』『規定』を作る必要がある・・
と話されていた。

そして、『ビジョン』についての『言及』はなかった・・と記憶するが
小生的には『Zero CORONA』『マスクのない生活』であろう。
たしか、岩田教授は、『今回のオリンピック開催は無理そう』とも話されていたが
『新型コロナに打ち勝った証として』の『打ち勝つもの』『到達点』が
『ビジョン』なのかもしれない・・

これまで『政府』や『大阪府』は、色々な『対策』を講じてきたが、
『到達すべき目標』『期間』の提示がないままで進めて来ている。
『新型コロナ』は『未知』の物であり、『先が読めない』ところはあるが、
過去『1年強』の『戦』の中で得た『知見』は多々あるはずである。
そそろそろ、『先回り』をした『対策』は打てるのではなかろうか。
どうも・・まだ『後手』『ゴテ』のようである

なかなか『有事』という事で、『北朝鮮からのミサイル』に備えるための
『迎撃ミサイル』と同じように、一過性かと思われる『新型コロナ』への
対応で『PCR検査機器』や『プレハブ病床』の増強が進まないのかもしれ
ないが、今『有事』として『対応』しないと、『日本』は、将来、また
同じ事態で『破滅』するかもしれない。

それと・・・
『新型コロナ対応』では、『大阪府知事』からの『悲痛な呼びかけ』は、日々
聞こえるが、その下の『町々』での『感染対策』はあまり聞こえてこない。
市や池田の保健所などから、詳細な『クラスター』発生状況なども、『個人
情報保護』や『誹謗中傷』を避けるためか、発信も少ないが・・・・
『個々人』の意識をあげていくためには、必要なのかもとも感じている・・

こんな思いで・・・
今日は、見える範囲の『データー』を眺めてみた

+***+
以下、雑記
<大阪府の対策の流れ>






<箕面市>


<国の対策>・・・昨年の緊急事態宣言





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