今日は8月15日。
かの有名な諏訪の花火大会であります。
が、私は諏訪行きを断念しました。
理由のひとつは、諏訪のチケットの抽選が外れたこと。
諏訪の花火はこれまで観覧したことがなく、様子が全く
分からないので、チケットが外れたら見に行かないと
決めていたのです。
そしてふたつめの理由は、南部の火祭り。
南部の火祭りでは、南部町が身延町と合併した年に
記念の2尺玉を打ち上げてから、2尺玉の打ち上げが
恒例になっています。
そしてなんといっても百八たいの荘厳さは、
南部の火祭りならではのもの。
数年前、初めて生で見た時の感動は、忘れられません。
南部の火祭りはだいたい様子が分かっていますから、
昼過ぎに出発して向かうことにしました。
途中、神明の花火の会場付近を通るのですが
そこに「花火資料館」という看板を発見!!
※そういえば7月の、ある日曜日、公園の駐車場に
花火号を止めて読書していたら、通りがかりの軽トラの
おじさんに「花火屋さんけ?」と話しかけられたことが
ありました。
私が「花火写真を撮っています」と答えると、おじさんは
「7・8月限定で市川に花火の資料館がオープンするから
見に行けし」と教えてくれたのです。
花火見るのに忙しくて、資料館のこと、すっかり忘れてた~っ!
という訳で、早速寄ることに。
地元の煙火店3社の協力で設立された資料館は
花火の玉の基本的なことや、昔打ち上げに使われていた木製の筒など
貴重で分かりやすい展示。
オリジナルの花火グッズも販売していて
早速いろいろ購入しちゃいました♪
30分ほどで見学できる、こじんまりした資料館ですので
山梨観光のついでに、ぜひお立ち寄りください。
というわけで、花火のことをお勉強した後は、
実際の花火観賞へ。
ここ数年、南部の火祭りは恒例なので「勝手知ったる」という感じ。
土手の斜面にシートを敷き、のんびりと打ち上げを待ちます。
今年も良いポジションを確保できました!
日が暮れると、投げたいまつが始まります。
10mほどの高さの的(かがり火のかご)に
たいまつを投げ込むというもので
地区の子どもたちが参加します。
縄の先には火のついたたいまつ。それをぶんぶん回しながら
的の周りを円を描いて行列し
その後(地元の人にしか分からない、投げ始めるタイミングがあるらしい)
一斉にたいまつを投げます。
的から外れたたいまつは、当然あちこちに落ちてくることになり…
非常に危険な感じ。
的に投げいれた子どもは勇者。
的であるかがり火のかごには爆竹が仕掛けられていて
たいまつの火が燃え移ると、パンパン弾けます。
子どもたちの祭りながら、なかなか勇壮です。
その後、読経や大たいまつへの点火、流し灯篭(直径1mくらいのかがり火を流す)、
百八たいへの点火があり…
いよいよ花火の始まりです。
ここの打ち上げは、「斉木煙火本店」。私のお気に入りの花火屋さんです。
ひとつひとつ書くと長くなってしまうので、
今回の目玉であった2尺玉についてだけ書きます。
1発は、ふつの玉でしたが
2発目が、今まで見たことのない玉でした。
千輪が咲いて、わずかにタイムラグがあって、また千輪が咲くというもの。
その不思議な開花に、観衆も「???」。
技術的にも工夫された難易度の高い玉ですが
一般受けはしないみたい。
そういうところも斉木さんらしいや(笑)
今日はいいもの見ちゃったな(*^_^*)
※上記の不思議な花火、その斉木さんに尋ねたところ「二度咲き千輪」という名前だそうです。
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