
株式会社温泉道場が運営するおふろcafeの一つだが、今の業態になったのは最近のこと。
元々は白寿荘という普通の温泉施設だったそうだ。
埼玉県の北部、ほぼ群馬とも言える神川町にある施設である。
インターチェンジは、関越道の本庄児玉が便利だが、寄居PAのスマートインターの方が距離的には近い。
高速を降りてからも20~30分程度の道のりである。
関東平野から秩父の山々へ入っていき、景色が変わり始めるところに位置するためか、cafe化も相まって
休日は若いカップルのドライブデートの行先になっているようだった。

cafeと言うだけあり、食事のメニューは豊富で、館内の雰囲気もcafeのように落ち着ける意匠であった。
漫画、雑誌、ハンモックに雑魚寝処等々、居心地はかなり良いと言える。
880円(土日)の入館料はこの場所で考えれば少し高めだが、ゆっくり出来るならば納得の料金設定であろう。
このblogは温泉blogのため食事の評価はしないが、一例を挙げるとお酒の種類だけでもかなり豊富で、全て地元の酒であった。
運転手でなければ、飲み比べしたいくらいであった。

さて、肝心の泉質はというと、実は温泉通には有名である。
関東有数の濃度の濃い温泉で、ナトリウム・塩化物強塩泉である。
湯上りの保温・保湿感は満足度が極めて高い。
その特異な泉質故に、床には千枚田が出来ている。

コンセンプト温浴施設化されていながらも、抜群の泉質を誇っており、施設の居心地も含めてわざわざ行く価値のある温泉であった。
筆者が関東に戻ってきて、初めての三ツ星に認定したいと思う。
★★★ 埼玉県児玉郡神川町渡瀬337-1
ナトリウム・塩化物強塩泉(高張性・中性低温泉) 自家源泉湧出量:25L/分
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