朝からずーと雨でした。朝食を食べて、10時にコーヒーを飲んで、お昼を食べて、3時もしっかり食べて、あまり動かないので夕方になってもお腹がすきません。歩いてこようか?と小雨の中30分かけてポストまで歩きました。中心地、アーケードの中の半分はシャッターが閉まっています。日曜なのに、人がいない・・・夕方とはいえ、淋しいですね。地方都市は中心地の空洞化っていうけれど、これは深刻ですよ。時間はタップリあったのに、今日描いたのは、この「栃の実」だけ。先週戸隠で拾ってきたものです。栃の実は見つけると拾いたくなります・・・朝刊の「斜面」にもそう書いてありました。縄文人にとって、栃の実は大切な食料だったそうです。そしてコロリとした実を見つけたときのときめきは、太古の記憶が残っているためかもしれないって。私にも縄文からのつながりがあるのでしょうか?
急に秋が来ました。長袖シャツを羽織っています。夕暮れも早くなりましたよね。届いた絵手紙は、先生から「絵手紙豊作 かくのは自分を作るため」と書いてありました。ホント自分のためににも描かなければって思います。けい子さんに先日の栄村のスケッチを出しました、返事に「階段?いや屋根ですネ、とひと議論」とか、葉書一枚に屋根だけ描くのは私くらいね(ゴメンナサイです)伊奈さんからは「蝉のぬけがら」。愛子さんからは「十五夜」。芳子さんからは野の花で「吹く風もすっかり秋 気持ちもスイッチの入れ替えしなくっちゃ」って。来週は十月ですものね。きんきさんからはさわやかな洋ナシに北国便りです。どれも季節感いっぱいです。今日、私はエジプトの象形文字の魚と鳥を模写しました。これは会津八一木記念館の封印シールで、八一の所持する銅印と書いてありました。本物は素敵なんで何枚か描きました。好きなものに出会うと、描いているときは楽しいですね。
県立歴史館で開催中の「発掘された日本列島 2007」を見てきました。月末の30日には終わるので、ぎりぎりでした。巡回展でこの後岐阜・徳島・熊本・大阪と続くようです。会場の入り口にあった“入れ墨のある埴輪”を描きました。盾と顔が一体になったもので、目のまわりの細い線が入れ墨とか。素朴の中にも、いい表情ですよね。ずーとつきつめていくと、縄文時代につながったり、埴輪へとつながったり、やっぱり原点です。縄文土器の文様も今でも充分にハイカラ、ハイカラと言う言葉の方が古いですね・・・。
今日、この歴史館へ行くのに道に迷いました。高速からも新幹線からもよくみえて、前方後円墳を目指していけば簡単なはずなのに、あれ!あれ!ここはどこ?でした。線路を渡ったり、また戻ったり・・・頭がおかしくなったかな、と思うほどでした。ようやく着いた入り口で、武子さんが待っていてくれて「やっぱり迷っていたの?一本手前で入ると迷路ね」って。ナビ付けなきゃ。
先日の栄村のスケッチが文子さん、フク子さん、悦子さんから届きました。それぞれ「常慶院」の山門を雰囲気よく描かれています。私の屋根だけとは大違い・・・素敵です。今日届いた絵手紙は中秋の名月が中心でした。みなさんしっかり見られたのですね。けい子さんのお月さまには「名月に 近よる雲も なかりけり 八起」と句が添えられて。恵美子さんは 少しいびつな十五夜 と。芳子さんは夕方遅くまで稲刈り、そこでご主人さまとお月見ですって。とよ子さんはただただ見とれてしまいました と。美佐子さんは大きな月を仰ぎ見ています と。残念ながら見損なった私は、今日の満月を見ました。東側の空に大きく、うさぎも見えました。見れてよかったです。
隣の公園のどんぐりです。どんぐりもいろいろ有ですね。また、違うものを探してこよう。