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比重、濃度、密度をはかる「ボーメ比重計」

2013-07-16 15:51:29 | 計量器専門店 はかりの三和屋


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こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
ダブル高気圧の影響も、週末で落ち着いたようです。
今朝は先週より、通勤が楽だったように思います。
各地の猛暑も少しは低下していますでしょうか?

昨日は海の日でしたね。
海の日というと、海に泳ぎに行く日のイメージがありますが、
本来は、海の恩恵に感謝し、海洋国である日本の繁栄を願う日として
祝日法により制定されているそうです。

海と言えば、塩辛い海水。
海水など、塩水の比重をはかるのが「ボーメ度計」です。
ボーメ比重計、浮秤(ふひょう、うきばかり)とも言われます。

「ボーメ」とは、ボーメ度計を考案した
フランスの化学者「アントワーヌ・ボーメ」の名から取られ、
重液用の「重ボーメ度」と軽液用の「軽ボーメ度」があります。
(重液=純水より比重が重い/軽液=純水より比重が軽い)

ボーメ度計は、液体の比重、濃度や密度の測定に使われます。
具体的には、うどんやラーメンなどの製麺や、
観賞魚の生育環境管理などに使われているそうです。
ちなみに、海水の比重は3度前後です。

使い方は簡単で、ボーメ度計を水中に浮かべます。
比重が低ければ沈み、比重が高いほど浮くので、
水面に一致する目盛を読みます。

◆比重計 塩ボーメ

下の黒い部分がおもりになっています。
注意する点は、液体にボーメ度計を浮かせる深さが必要なことです。
浮き沈みで目盛を読むため、ボーメ計が浮かなければ、
測定はできません。

こちらのボーメ度計は重液用で、
長さ200mm、目盛0~30となっています。

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