こんにちは。
はかりの三和屋、奥田です。
当店地元の高知といえば、坂本龍馬。
はりまや橋や桂浜、日曜市をご存知の方もいらっしゃると思います。
しかし、私が県外の方々に特に見て欲しいと思うのは、
なんと言っても夏の「よさこい祭り」です。
よさこい祭りは、毎年8月9日が前夜祭、
10、11日が本番、12日が全国大会・後夜祭となっています。
毎年日が決まっているのですが、今年はちょうど土日なので、
例年より更に多くの方が観光に見えるのではないでしょうか。
出演チーム数も、今年は非常に多くなっているそうです。
10、11日の本番2日間は朝から夜遅くまで、何カ所もの演舞場が、
踊り子さんたちと観客の人々で混み合います。
競演場・演舞場は、本部をはじめ、ほとんどが商店街や道路です。
今年のように週末でない、平日の年であっても同じで、
この2日間は、普段車が行き交う車道は通行止めとなり、
大勢の踊り子さんたちで埋め尽くされ、鳴子の音が響き渡ります。
また、前夜祭の日には、花火大会も開催されます。
今晩は、浴衣で花火の見える場所まで出かける方も多そうです。
後夜祭では、受賞チームや県外チームなど
多くの中から選ばれたチームが、中央公園の舞台などで踊ります。
よさこいの特徴は、チームごとに
全く違う音楽や衣装、振付で踊ることです。
年齢も、同世代を集めたチームもあれば、
老若男女の入り混じったチームもあります。
プロダンサーのように完全に決めてくるチームもあれば、
振付はあるものの、ひとりひとり楽しんで踊るチームもあります。
最近では鳴子のないチームさえあるため、唯一の共通点は、
踊りながら全員が揃って前進していくことでしょうか?
高知のよさこい祭りは、普段は学生やお勤めをしている
ごくごく普通の人たちが、本番の数か月前から、
学校終わりや終業後の遅い時間を割いて一生懸命に練習をします。
本番も過酷で、夏真っ盛りの非常に暑い屋外を踊り切ります。
踊り子さんはもちろんのこと、観客のみなさんも、
大いによさこい祭りを盛り上げていって欲しいです。
くれぐれも、脱水など起こさないよう飲み物をお持ちくださいね。