北海道旅行3日目、小樽へ。
この日は宿泊地の札幌からJR函館本線、快速「エアポートライナー」で小樽観光へ向かいました。
途中の車窓からは石狩湾の素晴らしい風景も望めました。
小樽の2駅手前の駅、小樽築港。
小樽築港といえば往年の鉄道ファンの方々は国鉄最大の旅客用蒸気機関車C62のけん引する急行「ニセコ」が頭に浮かぶのではないでしょうか。
私自身、記録映像でしか見たことはありませんが、C62重連(2両)が驀進する走行音はジェット機の爆音のようで、ものすごい迫力だったのだそうです。
すでに半世紀前のことですが、ここでそのような光景が繰り広げられたと思うと感慨深いものを感じました。
札幌から約30分、小樽に到着。
鉄道ファンでもある私は、まずは小樽市総合博物館へ。
ここは、国指定重要文化財 旧手宮鉄道施設で国の重要文化財に指定されたレンガ造りの機関車庫、転車台などや数多くの往年の国鉄車両などが展示されています。
展示車両のうちの1両、DD14型ディーゼル機関車 DD14323
展示車両の中には一部傷みの目立つものあり、今後がちょっと心配なものもありましたが、いろいろな懐かしい車両を見ることができ、楽しいひと時を過ごすことができました。
その後、小樽芸術村へ。
旧三井銀行小樽支店、ステンドグラス美術館、似鳥美術館(旧北海道拓殖銀行小樽支店)を見学しました。
上2枚は旧三井銀行小樽支店、その1階内部の写真です。似鳥美術館1階、ステンドグラスギャラリーの写真です。
似鳥美術館は日本画、洋画、彫刻など国内外の多彩な芸術を堪能することができ、日本画は横山大観、平山郁夫、山下清などの作品も展示されていました。
その後は小樽の街を散策、大正硝子の店や小樽オルゴール堂などを巡りました。
小樽は見どころの多い街なので、またいつか訪れることができたらいいなと思っています。
この日はかなり歩いたのでちょっと疲れましたが、とても楽しい一日でした。
小樽の街中でバスを撮影。
中央バス 札幌200か1518(「小樽天狗山ロープウエイ」ラッピング車)