気ままな高校生活も
2年目に入った。
変わった事と言えば
3年が居なくなったとたんに
今まで
居るのか居ないのかわからない位
静かだった1コ上の学年が
急にいきがりだした事。
一番上になったから
一番偉くなったと勘違いしだした。
私達に
ちょっかいを出さずにいれば
お互い平和だったのに
私のクラスメイトを
ひとりひとり3年教室に呼び出してきた。
『あらあら先輩方。
眠っている子羊を起こしてはいけませんよ』
そんなある日
クラスメイトの光が
「みやび一緒に行って」と
言ってきた。
(みんなひとりで行ってるんだから
ひとりで行きなよ)と一瞬思ったけど
一緒に3年教室に行った。
呼び出していないはずの
私が来たのを見て
3年教室の雰囲気が一瞬変わった。
その中から
名前も顔も知らない3年が
「私は○○連合の孫だから」と言った。
(確か高校生のお孫さんは
いないはず)
頭で考えてから私は
「へ~そうなんだー」と言った。
3年の先輩方は
驚かず、
ひるまない私に
その後の言葉が続かなかった。
その日から私達は
その3年の事を
「まご」と呼ぶ様になった。
2年目に入った。
変わった事と言えば
3年が居なくなったとたんに
今まで
居るのか居ないのかわからない位
静かだった1コ上の学年が
急にいきがりだした事。
一番上になったから
一番偉くなったと勘違いしだした。
私達に
ちょっかいを出さずにいれば
お互い平和だったのに
私のクラスメイトを
ひとりひとり3年教室に呼び出してきた。
『あらあら先輩方。
眠っている子羊を起こしてはいけませんよ』
そんなある日
クラスメイトの光が
「みやび一緒に行って」と
言ってきた。
(みんなひとりで行ってるんだから
ひとりで行きなよ)と一瞬思ったけど
一緒に3年教室に行った。
呼び出していないはずの
私が来たのを見て
3年教室の雰囲気が一瞬変わった。
その中から
名前も顔も知らない3年が
「私は○○連合の孫だから」と言った。
(確か高校生のお孫さんは
いないはず)
頭で考えてから私は
「へ~そうなんだー」と言った。
3年の先輩方は
驚かず、
ひるまない私に
その後の言葉が続かなかった。
その日から私達は
その3年の事を
「まご」と呼ぶ様になった。