2月24日の東北春闘集会で上がった特別決議の全文を掲載します。「全証拠開示大運動をを広め、星野文昭さんを奪還しよう!」「沖縄闘争で獄中38年」、無実の星野文昭さんを労働者階級の力でとり戻しましょう! 星野文昭さんは、1971年11月14日、沖縄返還協定批准反対(米軍基地撤去・安保粉砕)の渋谷闘争の先頭でたたかい、警官「殺人罪」をでっち上げられて75年に逮捕され、無期懲役刑により今なお徳島刑務所にとらえられています。物的証拠は一つもなく、あるのは未成年の学生らが取調室で言わされた「供述調書」のみです。安保・沖縄闘争が青年労働者、学生を中心に激しく非妥協的にたたかわれ広がっていることにことに恐怖した政府権力による政治弾圧です。 星野さんの無実は、2度にわたる再審請求によりますます明らかになっています。2009年の第一次再審請求棄却決定で最高裁は、星野さんが着ていた上着の色が、採用した供述証拠の「きつね色」ではなく「青」だったことを認めました。さらに、弁護団と星野さんは、心理学の実験により、この「供述調書」が証拠たり得ないことを証明しました。 昨年2月5日には、全国から600名の労働者、学生、市民が徳島刑務所を取り巻くデモで星野さんと壁一つのところまで合流しました。これに対し裁判所は3月30日、検察や警察による「(供述の)誘導が記憶喚起の有効な方法」などと居直って第二次再審請求を棄却しました。絶対に許せません。 検察は、星野さんの無実を明らかにする証拠を持っています。昨春から開始された全証拠開示大運動を自分の職場を始めとした労働者・労働組合の中にどんどんと押し広げ、でたらめで強権的な裁判所と検察を追い詰めましょう!全証拠を開示させ、ただちに星野さんを釈放させましょう! 2013年2月24日 2・24東北春闘集会参加者一同 . . . 本文を読む