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星野カレンダー2014の12月のページから 「未来につながる生命」という文昭さんの絵と「接吻」というタイトルの暁子さんの詩を紹介します。
今年も残り少なくなりました。徳島はとんでもない大雪で随分、被害が出ました。刑務所のあたりはどんなでしょうか。
接吻
30分の 面会の終わりを
いつものように 告げる 看守の声を聞くと
あなたは 立ち上がって
なごりおしそうに 私の前に立つ
2重の アクリル板が
あなたと私の間に 立ちふさがり
これさえなければ
温かい あなたの 体のぬくもりを
感じられるのにと
思いながら
私も立ち上がって
接吻を送る あなたに
唇を 合わせる
アクリル板に 口をつけるのも
駄目だという 看守も
心の 接吻を
抑えることはできない
今年も残り少なくなりました。徳島はとんでもない大雪で随分、被害が出ました。刑務所のあたりはどんなでしょうか。
接吻
30分の 面会の終わりを
いつものように 告げる 看守の声を聞くと
あなたは 立ち上がって
なごりおしそうに 私の前に立つ
2重の アクリル板が
あなたと私の間に 立ちふさがり
これさえなければ
温かい あなたの 体のぬくもりを
感じられるのにと
思いながら
私も立ち上がって
接吻を送る あなたに
唇を 合わせる
アクリル板に 口をつけるのも
駄目だという 看守も
心の 接吻を
抑えることはできない
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